宅浪をはじめるにあたって、
・先人がどうやって宅浪を成功させたのか
・どんなことに悩み、どう解決したのか
・どんな人が宅浪に向いているのか
などなど、気になることがたくさんあるのではないでしょうか。
今回は私が宅浪で実践したノウハウを、当記事に全部まとめました。
ほかにも宅浪時代の個人的な悩み、当時の私に教えたかったことなども盛り込んでいます。
リンクを貼ってあるので、気になる記事があれば押してみてください。
全部見ようとするとかなりのボリュームなので、ぜひブックマークして繰り返し読んでもらえたら嬉しいです。
私は宅浪では大成功した部類なのではと思っています。
現役時代の合格校は0で、宅浪を経てセンターを1割上げ、現役の志望校へ合格できたからです。
志望校も上位駅弁に分類される国立大学でした。一応関東圏の大学とだけ・・・
なので私の宅浪経験も1つの成功モデルといって差し支えないはず。
きっとあなたの力になれると思います!
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宅浪をはじめる前に読んでほしいこと
最初に「本当に宅浪するべきか?」を考え抜いてほしいです。
宅浪は受験にかかわることのすべてを自分でやらねばなりません。
自習室目当てに予備校へ行くなら、レンタル自習室という手段もあります。
場所代が比較的かかる都内でも月々7000~28000円ぐらい。
指定席、24時間365日使用可、などオプションが充実するほど高くなります。
私は月々15000円の自習室に行ってました。
それでも年間18万なので予備校代よりも断然安かったです。
予備校にいくお金はないけど勉強場所を確保したい方はぜひ。
予備校へ添削目当てに行きたい方もいるでしょう。
といってもお金の都合で妥協案にZ会を検討する方もいるかと思いますが、私にはZ会をやるだけの余裕がありませんでした。
質が良いだけに問題が難しく、消化不良を起こしてしまったのです。
本当に自分に必要か? オーバーワークにならないか? もあわせて考えてみてください。
勉強に移るまえにお金の悩みを解決しよう
予備校へ行くのか、自習室を借りるのか、などの浪人の方針が決まったらお金のことを考えましょう。
・何が実現できるのか
・何を妥協しなきゃいけないのか
出資者が親である以上は、じっくり話して決める必要があります。
予備校特待、私大の特待を狙って受験を視野に入れるのもアリです。
もし奨学金を借りるときは、将来のこともバッチリ考えてください。
将来どんな税金があるのか? どれぐらい家計を圧迫するのか? を考えられる記事です。
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私が試行錯誤して練り上げた勉強方法
お金の不安もなくせたら、勉強方法を決めましょう。
宅浪の勉強の基本はPDCAを回すことです。
P・・・Plan:計画を立てて
D・・・Do: 計画に沿って実践して
C・・・Check:定期的に計画通りにやれているか確認し
A・・・Action:計画と行動を改善していく
これらの頭文字をとってPDCAといいます。
最初に計画をたてて勉強し、1週間、1ヶ月、模試ごとのタイミングで振り返って、受験本番に合格できるように計画と勉強法を見直して改善する。
改善していった結果、残った勉強方法が以下の5つです。
・受験勉強は無駄のない楽な復習が鍵!ノートと付箋も活用すべし
・浪人なら過去問は基礎固めの前に解こう!宅浪なら惜しみなく使うべし
もちろん最初からこれらの勉強法にたどりついたわけじゃありません。
挫折をするなかで身につけたからです。
↓の記事は挫折経験から、自分の勉強方法を身につけられた経緯を書いています。
勉強法の身につけ方のイメージがつきづらい方は参考にしてみてください。
息が詰まったときの気分転換方法
勉強方法にもめどがたってあとは勉強するだけ!
・・・といっても息は詰まるものだし、勉強にやる気は出なくて当然です。
よく「息抜きを考えるやつは落ちる」みたいな文言がありますが私は反対派です。
もちろん勉強のために息抜きができるならですが。
こちらでは私が実践していた息抜きをまとめています。
↑の記事で紹介している息抜き方法が以下の記事です。
外でやれる息抜き、家の中でできる息抜きになります。
勉強方法でも紹介した、散歩で勉強と息抜きを両立させる方法も取り上げています。
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居ても立っても居られない不安・無気力状態の解消法
宅浪している以上、不安でたまらなくなる瞬間はどうしてもきてしまいます。
不安を乗り越えるコツはごまかさないこと。
不安を勉強でごまかしたところで、結局悩みの種は消えてないじゃないですか。
つらいですが自分としっかり向き合って、1つずつ解決していきましょう。
おかげで私は大学時代・社会人時代を支えてくれた自己管理能力を、宅浪時代に身につけられました。
宅浪には『居場所がない』というつらさがあります。
いままで家以外の居場所があるのが当然の人生だったわけですよね。
幼稚園・保育園~高校まで、どっかしらで社会的なつながりは確保されていたのです。
ところが宅浪だと1年も社会的なつながりが断たれてしまいます。人生でも超異常事態なんですね。
でも居場所がないものは仕方ありません。
なら勝手に居場所を作っちゃおう! という提案です。
勝手に居場所認定したところは、本当に私の宅浪生活を安定させてくれましたね。
なんとなく気力がわかない。
勉強の進みが悪いことを不安に思いつつも、今日も何もせず過ごしてしまった・・・
そんなあなたにも起こりうる、未来について考えてみましょうか。
宅浪だからこそ経験した様々な体験談
浪人時に起きたハプニングや、人間関係の変化、浪人後の話などをまとめています。
特に入学金の存在は忘れないでくださいね。
せっかく合格証を手にしても入学金を振り込まなけりゃ無価値な紙切れなので。
同じ轍を踏まないようにしてください。
人間関係も大きく変わりました。
高校の元クラスメイトとの距離の空き具合を目の当たりにしたときは、結構心にくるものがありましたね。
宅浪をしていくにあたって、あなたにも起こりうるかもしれません。
視野を広げる意味でもぜひ読んでもらいたいです。
宅浪で新たにできた人間関係もあります。
ずっと1人で戦っていると思っていたのに、その頑張りを見ていてくれた人がいたのは大きな自信になりました。
ふと大学生活を考えると、友達ができるか不安じゃないですか?
正直なところ大丈夫です。心配はいりません。
その理由と体験談を書いているので、読んでみてください。
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