滑り止めの私立大学の入学金の存在を忘れて合格が0になった話

滑り止めの大学の入学金の存在を忘れてて実質合格数が0になった話 宅浪体験記




 

滑り止めの私大は入学金を振り込むまでが合格です。

 

決して合格通知書をもらうまで、ではありません。

合格通知書に同封されている振込用紙で、入学金(+授業料)を振り込んだら合格。

晴れて入学決定です。

 

それは本命の私立大学に限ったことではないのです。

滑り止めの私立大学でも、決められた納入期限日までに入学金を支払う必要があります。

 

期限日を過ぎてしまうと『合格を蹴った』扱いに。

 

帰るまでが遠足、とはよく言ったものです。

滑り止めの私大は入学金を振り込むまでが合格ですよ!(2回目)

 

ここまで口酸っぱくいう理由は、滑り止めの大学にも入学金が必要なことを忘れてた間抜けな宅浪生がいたからです・・・

 

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滑り止めの大学用の入学金を確保し忘れてた

 

滑り止めの大学に必要な入学金を確保し忘れてました。

そもそも滑り止めの大学の入学金自体、納入し忘れてもいましたね・・・

 

時は二次の前期試験が終わったころ。

滑り止めも受かってるし前期試験の手応えもあって、私はゆるゆる後期試験の勉強をしていました。

なんとなく気が抜けてやる気がなかったんですね。

 

暇つぶしに某M大学からの入学手続き資料をなんとなくながめていると、入学金と納入期限日の資料が。

 

 

 

「入学手続きは3日後までで20万必要なのか・・・にじゅ、20万?!!!」

 

 

 

 

やばい・・・やばい、やばい。

受験料というでかい出費をしたあと、我が家に20万も自由なお金はあるのか? いや、絶対にない。

仮に20万払えても前期試験に受かれたら、国立大学用の入学金は用意できるの?

 

っていうか学費の延納手続きも間に合わないから入学金だけじゃ済まない?

じゃあ70~80万ぐらい必要? 3日後までに?????

 

 

 

・・・。

 

 

 

 

・・・・・・・(ふて寝)

 

 

 

なんであのとき合格通知書だけをパッと見て放置したんだろう。

何が「いまは勉強に集中したいから前期試験のあとに考えればいいや」だ。

 

すっかり忘れちゃってたよ!!!

 

 

結局あのときの私は親に相談もできませんでした。

・確認を怠った自分の落ち度、甘さ
・早く気付いていたら用意できた20万
・毎晩疲弊した顔で帰ってくる両親
・宅浪だったとはいえ、十分なお金の支援をしてもらえた負い目
・学費が払いきれず大学を中退した姉の存在

 

いろんなものが、いろんなものがごちゃまぜに駆け巡ってのしかかって打ち明けられなかったのです。

 

 

・・・私はこっそり滑り止めを蹴る決断をしました。

 

どうせ行ったところで満足な大学生活は送れないから。

これ以上奨学金を借りることは、未来を広げるようで狭めている気もしたから。

 

「本当は私大に行きたかったけど、もとから国立大学に行く道しか残ってなかったんだな」

今更ながら身に染みて実感したんですよね。本当に遅すぎます。

 

もし国立大学が落ちていたらもう1年。

 

後期試験がはじまるまでは1日14時間ぐらい勉強したように思います。

 

結果的には前期試験に合格できていて、いらない悩みだったとわかり心底ほっとしましたね。

 

もし払い忘れたならとにかく大人に相談すべし

 

お金が足りないとはいえ、どうしても行きたい大学があるなら、信用できる大人に相談しましょう。

やはり数十万をすぐに工面するには、大人の力が不可欠だからです。

それに大学へ行きたい気持ちを利用して、弱みにつけこもうとする悪い大人も、残念ながら世の中には存在します。

 

自分の身を守りつつ、大学へ行く望みを叶えるなら、相談する大人を選ぶのも重要なのです。

親、親戚、バイト先の店長、担任の先生、部活の顧問の先生、塾の先生、クラブのコーチ・・・etc

これまでの人生で、本当に親身になってくれた人を探して相談してください。

 

私が相談するなら親ですかね。理由は信用できるから。

なので信用できないなら、相手は親でなくても良いのです。

子どもが親に相談する義務はありません。

 

現に大人に相談したおかげで、お金を工面できるめどがたった経験もあります。

私が金銭的事情で宅浪するか、予備校浪人するかで親と相談していたときのことです。

当時、家には予備校浪人できるお金はありませんでした。

 

ですが親が職場の同僚に、なにげなく「子どもを予備校に行かせられるお金がない」と話したところ、なんと100万貸してくれることになったのです。

なんでも同僚の息子さんも浪人経験があって、浪人の大変さ・難しさを身をもって知っていたのだとか。

結局100万を借りられる話が持ち上がるころには、私が宅浪する気満々になっていたので、100万の融資の話は蹴ってしまったのですが 笑

 

この100万円の融資の話も、親に相談しなければ実現の可能性すらなかったですよね。

どこから鶴の一声がかかるかはわかりません。

ダメもとでも、何か行動してみましょう。

 

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まとめ:受験前に必要なお金の計算をしておこう

 

まとめ

・浪人費用には入学金も含めて計算する

・入学金レベルの大金はすぐに用意できない

→あらかじめ両親に伝えて確保してもらおう

→どうしてもすぐに必要なら、信用できる大人に相談しよう

 

ただでさえ浪人させてもらえているのに、金銭がかさんでいくと本当に申し訳ない気持ちになりますよね。

とはいっても早めに親に伝えられれば用意できるお金もあります。

 

明日すぐに20万を用意できなくても、1年間で20万は用意できるかもしれません。

早め早めに必要な出費は伝えておいて、滑り止めの大学にも心置きなく入学金を振り込めるようにしてください。

 

私は変に親に遠慮してしまったせいで『宅浪で国立一本受験』とかいう危ない橋を渡ってしまったので・・・

受験勉強と試験にだけ集中できるように、準備できるところは準備しましょうね。

 

もし私と同じように入学金を支払えない事態になったら、信用できる大人に話しましょう。

どうせ自分1人ではどうにもできません。

お金の問題なので仕方のないことです。

あとは大人に任せて、どんな結果になろうとも受け入れる心構えだけはしておいてくださいね。

幸運を祈ります。

 

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