失業保険の手続きはしたものの、給付制限期間中で収入を得られるのがかなり先・・・
でもお金はないし、そもそもこの期間にアルバイトしていいのかよくわからない・・・
そう思って給付制限期間中のアルバイトをしていい条件をハローワークへ問い合わせたので、返答の内容もあわせて記事化してみました。
問い合わせた内容とざっくりした回答としては以下の2つです。
・短期、単発のアルバイトだと週に何日就労できるか
→週20時間以内ならOK
・給付制限期間中のアルバイトで特別に申告しなければならないものはあるか
→週20時間以内なら失業認定申告書での申告のみでOK
なぜわざわざ問い合わせたかというと、全国のハローワークでアルバイト条件が統一されていないからです。
なのでこの記事のアルバイト条件も、東京都内某所のハローワークのアルバイト条件でしかありません。
あくまでも参考例であることを頭に入れつつご覧になってください。
・各問い合わせ内容の詳細
・全国のハローワークのアルバイト条件にばらつきがある根拠
・おすすめのバイト
以上の順に解説していきますね。
目次
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給付制限期間中なら短期・単発バイトだと週に20時間以内なら就労可
まずは週の就労日数に上限がないか質問してみました。
月に14回まで就労可の地域もあるそうなので、管轄のハローワークでは月に何回までOKか気になったからです。
うちの管轄では週20時間以内であれば月に就労してよい回数は特に設けてないそうです。安心してアルバイトできますね。
ですが補足として、以下のような一言も。
短期・単発のアルバイトは契約期間が7日未満のものが多く、継続した就労に当てはまりにくいです。
それでも20時間を超えない方が無難といえます。
継続した就労とは・・・
「雇用保険の加入資格を満たしている場合」や、「契約期間が7日以上の雇用契約等で、週の所定労働時間が20時間以上、かつ、週の就労日が4日以上の場合」
引用:雇用保険受給資格者のしおり
万が一、ハローワーク側に契約期間が7日未満だったか疑われたら証拠をそろえる必要があります。
面倒くさそうな気しかしないので、20時間は超えない方がよさそうです。
リスクを避ける観点でいえば、週の就労日も3日以内に収めるべきですね。
不安な気持ちを抱えながら認定日を待ちたくもないですし。
雇用に入らなければ失業認定申告書での申告のみでOK
アルバイトの申告方法についても聞きました。
失業認定申告書での申告だけでよいと思っていましたが、憶測で行動したくなかったので一応。
結果としては〇×を失業認定申告書のカレンダーにつけて提出すればアルバイトの申告は大丈夫だそうです。こちらもひと安心。
では雇用に入る予定のあるアルバイトなら、どんな対応が必要なのでしょうか。
雇用に入るようなアルバイト、つまり先述した『継続した就労』に当てはまるアルバイトをするときですね。
そのときはハローワークで再就職手続きを行い、失業保険の受給開始日までに再退職したこと(雇用を抜けたこと)を証明する手続きをしなければなりません。
ただ給付制限期間もせいぜい3ヶ月なので、その3ヶ月のために手続きを増やすなら短期・単発アルバイトをつなぐ方がよいと判断しました。
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すべてのハローワークが同じアルバイト条件ではない理由
ハローワークによってアルバイト条件の判断がぶれるかもしれません。
調べたなかでは『月に14日以内までしか就労してはいけない』規則があるハローワークも存在するようです。
↓別サイト様の記事にも書かれているため、どこかのハローワークでは適用されているのでしょう。
ハローワークでアルバイト条件が違うことの問題点は、自分の判断でアルバイトができないこと。
こんな最悪なケースも考えられます。
ハロワAでOKだったアルバイト条件で働いた
↓
自分の管轄のハロワBではNGなアルバイト条件だったと後に発覚
↓
失業手当が給付されなかった(不正受給をしてしまった)
特に恐ろしいのは不正受給になってしまった場合で、受給した金額の最大3倍を返還する必要があります。
失業手当をもらえない事態を避けるためにも、最終的な判断はご自身の管轄のハローワークに委ねてください。
生活がきつくなる前に短期・単発バイトで計画的に稼ごう
短期・単発バイトなら月14日以内に就労日を収める制限があったとしても働きやすいです。
1日単位で働く日を調節できるので。
そのとき2、3ぐらいのバイトを探す当てを見つけておくと楽ですよ。
なぜなら以下の2つのメリットがあるから。
・勤務内容や時給の比較ができるので、楽して効率よく稼ぐことができる
デメリットもメールの通知が増えるぐらいです。
Yahoo!メールやGメールなどの捨てアカウントを作って会員登録をしておくと、必要なくなったときにアカウントごと削除できておすすめ。
楽に稼げる治験のボランティア
比較的に時間のある失業者が受けやすいのが治験のボランティア。
収入も高いのでまとまった時間がとれる方は選択にいれてもいいかもしれません。
ただ私は受けたい治験のほとんどに体重制限があって受けられませんでした。
身長に対する体重の割合で決まるのではなく『50kg未満は受けられない』といった制限の仕方が多いので注意です。
花粉症、ニキビ、メタボなど興味のある治験を調べてみて、参加条件と日時があえば受けてみては。
バイト数が群を抜いて多い『バイトル』
バイトルはメディアでも露出が多いだけあって、登録されているバイト数もかなりの数です。
なんと全国で約90000件。短期・単発バイトも探せばそれなりにあります。
ですが短期バイトで検索するときは注意が必要です。
雇用保険加入条件に当てはまるバイトが、検索結果に出てくる場合があるので。
たとえば1ヶ月以上働ける人を募集する求人ですね。
いわゆる長期バイトも検索に引っかかることもあります。
おそらく求人を出す側が、少しでも検索結果に表示させるために『短期バイト』として設定しているからかな?
しっかり募集要項を確認したうえで、それでも判断がつかなければハローワークの雇用保険課に相談してから、バイトに応募するようにしましょう。
一方で単発バイトを探す分には、特に不便はありません。
やはりバイト数の母体が大きすぎるほどなので、登録するだけ損はないです。
短期・単発バイトをメインに取りそろえる『ショットワークス』
ショットワークスは短期・単発バイトを扱っているサイトです。
給付制限期間中の人には王道的なサイトで、正直これだけ登録しとけば十分。
面接なし・研修なしの1日だけのバイトがたくさんあるので、転職活動の予定がちょっと空いたときにサクッとバイトできて効率的ですね。
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まとめ:何か不安に感じたらすぐハローワークへ問い合わせよう
・単発のアルバイトなら週20時間以内の就労ならOK
・給付制限期間中のアルバイトでも雇用に入らなければ失業認定申告書での申告のみでOK
実際に質問してみて、やっぱり管轄のハローワークによって返答が違うんだなと実感しました。
なので少しでも不安に感じることがあればハローワークに相談しましょう。
直接ハローワークに向かう時間がない方なら、電話での問い合わせがおすすめです。
私も電話で問い合わせて回答をもらえたので。
もし電話されるなら以下のような手順になります。
自身の住所を管轄するハローワークをグーグル検索する
↓
代表電話番号と雇用保険給付課の部門コード(01#など)を控える
↓
代表電話番号に電話をかけると音声案内が流れるので、それにしたがって部門コードを入力して雇用保険給付課へつなぐ
それでは有意義なフリーター生活を!