ハローワークへ行って離職理由が会社都合だと判定された方は、国民健康保険の減免手続きができます。
私も会社都合退職へ離職理由が変わったので、実際に手続きに行ってきました。
先に国民健康保険料を納税してしまっていても、減額分は返金されたので助かりましたね。
今回は申請に必要だった持ち物、窓口での会話の流れをご紹介していきます!
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国民健康保険の減免手続きをすると約7割の保険料が減らせる
国民健康保険の減免をすると約7割の保険料が減額されます。
減免手続きとは、前年度の所得を30/100として保険料を再計算してもらえる手続きのことです。
国民健康保険料は前年度の所得を基準に算出されるので、ここで保険料が減額されるんですね。
実は前年度の所得を30/100にしたからといって、厳密には保険料もきっかり30/100になるわけではありません。
ですが詳しい計算方法を知りたいとも思わない方は、ざっくり7割減額される、という認識で大丈夫。
正確な保険額はお住いの自治体に問い合わせれば計算してもらえます。
自分の年収からだいたいの金額を知りたい方は自動計算サイトもあるので、活用してみるとよいでしょう。
国民健康保険の減免手続きに必要な持ち物
減免手続きに必要な持ち物は4つです。
・雇用保険受給資格者証
・印鑑
・国民健康保険証
・マイナンバーがわかるもの
マイナンバーは個人番号を書類に記入するとき使います。
私はマイナンバーカードが手元になかったので、住民票に書いてあるマイナンバーを参考にしました。
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自治体で国民健康保険を取り扱う窓口に行こう
持ち物をそろえたら窓口へ行きましょう。
やることはおおまかに4つ。
・持ち物の提出
・『国民健康保険税軽減申告書』への記入
・減免手続きの概要説明
・今後の流れの説明
所要時間は5~10分ぐらいなので、想像以上にあっさり終わります。
では窓口での手続きを頭から再現しますね。
コピーをしている間、『国民健康保険税軽減申告書』に記入をしていきます。
特に難しいことは書きません。
・申請日
・氏名
・住所
・マイナンバーの個人番号
あとは職員さんの指示に従って埋めます。
1ヶ所チェックを入れて、離職番号に〇つけるだけです。
最後に印鑑を押印したらおしまい。
あとは減免手続きの概要と、今後の書類の送付について説明されます。
仮に2019年6月に退職したとしたら、2020年3月までに支払う保険料が7割減額されるんですね。
私は減免される前の金額で国民健康保険を納税していました。
前年所得が260万前後だったので保険料が月々12000円で、3期分の36000円を振り込んでいたのです。
年金と違って過払い分はちゃんと返金されるようです。
無職でお金がなかったので、正直ありがたかったですね。
以上が一連の流れになります。
10分もかからないのでサクッと手続きできるので、時間がちょっとでも空いたときに行けちゃいますよ!
過払い分の保険料が振り込まれるまでの流れ
減免手続きをしたあと、保険料を過払いした方は2通の封筒が届きます。
そのうち遅れて届いた方の封筒に、振込用紙などが入ってるので注意。
まず減免手続きを行った3週間後に1通きます。
・減免前の保険料
・減免後の保険料
・過払いした保険料
などが書かれた『納税通知書 兼 更正通知書』が入った封筒。
こちらが再計算した保険料の一覧で、減免手続きをした方なら全員もらえる書類です。
その1週間後にもう1通届いた封筒にこそ、過払いした保険料を返してもらえる書類が入っています。
こちらは保険料を過払いした方にしか届きません。
内訳は以下のとおり。
・還付通知書
・返信用封筒
返還に必要なのは『還付通知書』にくっついている『市税過誤納還付金振込依頼書』です。
↓実際に送られてきた還付通知書。切り取り線より下側が市税過誤納還付金振込依頼書となります。
『市税過誤納還付金振込依頼書』の必要事項は以下のとおり。
・金融機関名
・支店名、視点番号
・口座種別
・口座番号
・口座名義人氏名
・電話番号
自分の口座以外に振り込むときは、左スペースの委任状への記入もします。
・住所
・氏名
・印鑑
キャッシュカードと、委任状を書く人は印鑑が必要なぐらい。
特別何かを用意しなくて大丈夫です。
必要事項を記入したら、同封されていた返信用封筒に入れてポストへ投函すれば振り込まれます。
返信用封筒には切手が貼られているのでご安心を。
封筒を投函した2週間後、無事に振り込まれているのを確認しました。
役所で国民健康保険料の手続きしてから、過払い金の振り込みまで1ヶ月半ぐらいですかね。
かなり長い期間必要なので、過払い金の振り込みを当てにした生活はやめたほうがよさそうです。
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まとめ:離職理由が会社都合なら申請しない手はない
・減免手続きをすれば保険料が約7割減額される
・申請に必要な持ち物は4つ
1.雇用保険受給資格者証
2.印鑑
3.国民健康保険証
4.マイナンバーがわかるもの
・翌年度3月の保険料までが減額される
・先に納税していても減額分は返金される
国民健康保険はただでさえ割高です。
もし免除申請を出せるなら窓口へ行ってみてくださいね。