後悔せず文系からITで手に職をつけるために考えたい1つのこと

二又の分岐路 ブラック企業体験談




 

これからの時代、自分1人で生きるためにプログラミングを学びたい。

いままでのキャリアを捨てて、新しい世界へ飛びこみたいと、当記事を読んでいるあなたは思っているかもしれません。

 

その前に1つだけ考えておいてほしいことがあります。

それは体裁を気にした職選びをしていないかです。

 

というのもITはツラい・キツいイメージがありますよね。

なのでITへ挑戦して失敗したとき、自分の甘さや覚悟の足らなさではなく、「IT自体がキツい業界だから」と責任転嫁できます。

 

「なら辞めちゃうのも仕方がないね。」

「ITが大変だっていうのは、テレビやSNSでよく聞くし・・・。」

 

いざ辞めたとき、周囲からそんな言葉をもらいたいがためにITを選んではいませんか?

フリーランスとして本当にやりたいことから目をそむけてはいませんか?

 

なぜここまで口酸っぱくいうかというと、私こそが体裁を気にしてITを選んでしまったからです。

たいして強い信念も持てないまま激務に疲弊し、1年と数ヶ月でIT業界を去ることに・・・。

 

せっかく新しい自分に夢見るわけです。私と同じ結末を迎えてほしくないな、と思います。

今回は『本当にITに進んで後悔しないか?』を確認できる内容を書きました。

 

なんだかんだいってプログラミングを駆使して何かを作り上げるのは、やりがいがあって楽しいものです。苦労があるぶん、喜びもひとしお。

そんな新生活を思いっきりスタートするための、お手伝いができたら嬉しいですね。

 

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IT業界に入るのは手段か目的か、はっきりさせよう

 

もしIT業界を選ぶ理由が、『IT業界じゃないとできないことをやるため』ならば、入社後も自分の進路に迷う心配はありません。

要は手段と目的が一致しているわけですね。その方はぜひITへの道を進んでください。

 

問題は手段にITを選びつつも、目的はIT以外の仕事でも達成できる場合です。

フリーランスになりたい、モノ作りがしたい、など。

志望する理由としては悪くはないのですが、我に返った瞬間に退職意欲が急増します。

 

 

フリーランスになれればITである必要はかけらもなかった

 

実は大学時代、まったくプログラミングの知識がないままITを志望していました。

むしろ好きだったのは料理だったので、就活では料理での成功体験を自己アピールに使って面接もしていましたね。

 

その内容が簡単にいえば、1つのレシピを完成させるために様々なレシピを試行錯誤したというもの。

この試行錯誤して問題解決する行動は、プログラミング業務でも活かせるんじゃないの? というロジックでIT企業での就活をしていました。

 

ロジックも動機もガバガバすぎますね。笑

正直あわよくば手に職がつけばいいな、ぐらいの気持ちでITを志望しました。

 

・・・というのは表面的な理由です。

本当の理由はITでフリーランスを目指す、というとそれっぽく聞こえるからです。

 

「ITで3年以上働いたらフリーランスとして働くんだ。」

「まぁテレビとかでもそういう働き方見たことあるし、いいんじゃない?」

 

という反応が返ってくるでしょう。「そういうもの」というイメージがあるので、特に追及もされません。

それにもし挫折しても「ITはキツイ」という先入観があるので、「自分が悪いんじゃない。キツイIT業界が悪い」と、失敗を業界のせいにできるように感じてしまったんです。

要は失敗が怖くって「IT業界自体が厳しすぎたのがいけなかったんだ」と、周りに思われたかったがためにITだったのです。

・・・しょうもないぐらいダサい理由です。笑

 

でも大学生の就活市場と言えばいいんでしょうか。その全体から漂う「新卒でうまくいかないと後もうまくいかない」「社会生活で失敗したら復帰できない」みたいな風潮の前でフリーランスを目指したいと思ったとき、そんなダサい理由を掲げでもしないと心の平穏が保てなかったんです。

それこそ「自分が失敗したのは自分のせいだ」なんてことになったら、もう社会に居場所なんてないという事実を突きつけられるようで、想像するだけで苦しくてしょうがありませんでした。

 

なのでIT自体は好きでも嫌いでもないけど、新卒でITの会社を選ぶぐらいには覚悟をもって入社しましたし、今後はITで食べていくんだとも強く思っていました。

しかしこの決断に後悔するときがきてしまいます。

 

 

そもそもIT企業で就活した本当の目的は、1人で自由に働くこと。1人ならITだろうがなんだろうが関係なかったんですよね。

なので働き出してからの違和感がすごかったのです。

確かにプログラミングは楽しいと思えるし、スキルとともにやれることが増えていくのにやりがいも感じる。だけどなんか違うな、と。

 

それはプログラミングが、本当に好きなことではなかったと気付いてしまったからです。

もうまったくと言っていいほど、勉強に身が入りませんでした。

自分自身、学習意欲はあるほうだと自負していて、必要があれば自分なりの努力は惜しまずに生きてきました。

なのに。仕事で必要でも全然やる気が出なかった。参考書を買ってもひらくのがつらかった。なぜ? と。

 

突き詰めて考えたとき、就活をしていたころから自分に暗示をかけて過ごしてきたことにも気付かされました。

「プログラミングはきっと向いているんだ。ITでこれからの人生いきていくんだ。料理は諦めたんだ」

そう思い込むことで内定後の不安な気持ちも抑え込めたし、入社後も「これでよかったんだ」と思えました。

 

でも就活からこれまでの間、自分を支えてきた信念が「ITでは努力ができなかった」という事実の前にぱらぱらと崩れてしまいました。

「・・・もうITではやっていけない」

長時間の残業・休出ばかりでろくに休めず、上司との人間関係に悩むなか、とっくに気付いていた気持ちが口をつきました。

ITにたいしての否定的な感情に蓋をして見て見ぬふりをすることでしか、新卒でITを選んだ自分を、料理の道を捨てたあのときの自分の覚悟を肯定することができなかったんですね。

 

そして同時に気付いたこともありました。結局いつだって好きなのは料理だってことに。

料理のことならいくらでも調べようと思えましたし、試行錯誤をしたいって思えたんです。

 

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ひとつひとつの判断をしたときの感情の掘り下げを簡単にでもしておこう

 

もう一度、記事全体の要約をのせますね。

これまでの要約

・自分が就活で、社会人として失敗したときの予防線をはるための就活をしてしまった

・次第に自分の張った予防線とうまくいっていない現実とのジレンマに苦しみ、新卒での就活は失敗してしまった

・その結果、世間体とか関係なく自分のプライドが傷つく覚悟で、自分が本当にやりたいことをやるべきだったと後悔した

 

自分のようにすべてをさらけ出すところまで感、情の掘り下げをする必要はありません。

ただ「本当に自分がなりたい未来への判断だったのか」には敏感になる必要があるでしょう。

 

そのときは以下の3つをキーワードにしてみてください。

・世間体

・見栄

・プライド

これらが関わった判断は、悩みの種となって将来後悔してしまう可能性があります。

一度時間をとって、ゆっくり考えみてはいかがでしょうか。

 

【追記】

案の定、つらすぎて退職してしまいました・・・。

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