【11~13日目】インド料理屋バイト日記5

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11~13日目が終わったので記録です。

 

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11日目

 

定時がランチに

 

ディナータイムの人件費を抑えるために、ランチで上がることになった。

片手で数えるほどしかお客様が来ないのだもの、仕方のないことだ。

シェフが2人、締め作業も完璧にできるホールが1人いれば、たいていの状況は大丈夫だろうから。

 

といっても、ランチタイムも従業員減らしても全然回るレベルなんだよな・・・

普段のお客様の1/5程度。今日は1/10ぐらいだった。

 

本当に先週の木金あたりからガクッと減って、流れそのままに減り続けてる。

緊急事態宣言で止めを刺された感。

 

休業も秒読みだ。

 

シェフさん、キッチンで寝落ち

 

ランチタイムから暇すぎて、みんな心なしか目がしょぼしょぼしている。

極めつけはディナータイムだった。

本当に人が来ないので、キッチン業務は完全に手持ち無沙汰になってしまう。

 

だいたいそういうとき、シェフさんはスマホで動画を見ながら時間を潰している。

今日も今日とて爆音で動画を見ていたのだが、急に固い何かが落ちる音が。

 

床にはスマホ、うつろな目。

寝落ちしていたのだ。

 

自分の落としたスマホの音でびっくりしたみたいで、しばらくキョロキョロしていた。

 

多分、暇すぎてつまみ食いばかりしていたのが効いていたんだと思う。

この日のシェフはめっちゃいろんなもの食べてたな。

 

何が文化の壁なんだろう

 

洗い場の作業をしていたとき。

「あー、忙しすぎていやんなっちゃうな~。お客さんいっぱいで大変だな~。」と声を掛けられる。

 

正直びっくりして、すぐに反応できなかった。

というのも外国の方が、そういうコミュニケーションの取り方をするとは思ってなかったからだ。

 

・・・という立派な先入観。

ジョークや皮肉は海外のほうが文化的には発達しているよな、と反省した。

 

なんでそう思ったんだろう? と考えたとき、

「いやー、つれーわー。今日2時間しか寝てねーわー。」のやつ、地獄のミ〇ワを思い出した。

掛けられた言葉が、なんとなく〇サワっぽいと脳内で解釈しちゃったんだと思う。

 

ミサワを知る可能性の低い外国人の方が、ミサワっぽいこと言ってる! っていう状況に混乱してたのかも。

 

勝手に文化の壁を作りすぎていたな、と痛感させられた。

もっとフランクにいってもいいのかもしれない。

 

12日目

 

常連さんのありがたさ

 

こんなつらい時期に食べにきてくれるのは、本当に常連さんが多いと実感する。

明らかに注文までにかかる時間が短いので、すぐにわかる。

 

いろいろな行動にリスクが伴うなかで、あえてうちのお店を選んでくれるありがたさよ。

お会計のときに一声、労いの言葉をいただくと、ウィルスのことなんて忘れるぐらい嬉しい。

 

こんなにおいしい料理を食べてもらえなくて残念、と思う気持ちと裏腹に、いつもおいしくいただいてくれる常連さんがゆっくり食事を楽しめる時間も、たぶんいまならではなんだろうなと思う。

食べてくれている間は笑顔で過ごせるよう、業務はしっかり覚えなければ。

 

インドの『クスリ』をいただく

 

おそらく休業間近、ということでシェフさんたちが在庫処分をはじめる。

その一環でインドのクスリ? をいただくことになった。

 

煎り黒ゴマ、タンドールで焼いた薬味の数々、野菜、スパイスをミキサーにかける。

仕事の片手間に見ていたけれど、いつの間にか緑色の液体になっていた。

水分は少な目で、もったりしたカレーみたい。

サグカレーっていわれれば信じるぐらいそっくりだ。

 

だけど味はパクチーを彷彿とさせる爽やかさ、黒コショウとジンジャーが効いたピリリともじわりとも感じる辛さを感じる。

 

サラダに添えて、和えていただいた。

辛いけど元気になる、不思議なソースだった。

 

みんなはクスリと呼んでいたけど、日本料理でいうところの薬膳料理的な感じなんだと思う。

サラダはもちろん、ナンにつけて食べてもおいしかった。

また食べたい。

 

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13日目

 

まかないカレーのあれこれ

 

前までまかない料理は、お店のメニューのカレーをいただいていた。

しかし最近は、シェフの方々と同じカレーをいただく機会が多い。

 

シェフの食べるカレーはお店のメニューにない、正真正銘のまかない料理だ。

カレーは超さらさらで辛みと酸味の効いた、いわゆる南インドのカレー。

具は骨付きチキンと、日替わりメニューで消化しきれなかった具材が山ほど入る。

カレーはライスと一緒に、手で食べているところを見たことがある。

 

お店で出すカレーは割と固めなので、シェフのソウルフードは北インド系のカレーだろうと、てっきり勘違いしていた。

多分シェフたちは南インド出身で、なじみ深い、彼らにとって食べたいカレーなんだと思う。

お店のカレーを食べる選択もあるのにわざわざしないというのは、そういうことなのかなと。

 

自分が食べたいもの・作りたいものと、仕事で作るもの。

料理を仕事にする者にとって、必ずつきまとう矛盾だと思う。

 

彼らはどう折り合いをつけているのだろうか。

自分はどう折り合いをつけていくのだろうか。

 

・・・まぁシェフの方々が外国人で、働く間口が狭いから仕方のないことだ、なんていったらそりゃそうなのかもしれないけど。

 

外国人の方の事務手続きのお手伝いと責任

 

ここ連日、外国人の方の私生活のお手伝いをしている。

 

特に会員登録系。

スーパーのポイントカードや、クレジットカードの登録がメインだ。

彼らは日本語が読めないので、自分が記入欄の説明をしながら入力していく。

 

普段必要だったり、あったら便利だったりするものが、言語の壁のせいで利用できずにいるのはストレスのかかることだと思う。

カードの説明をしようにも、ポイントカードの仕組み、リボ払いや分割払いをうまく伝えきれているのかが不安になる。

 

毎度毎度、自分の日本語力のなさ、英語力のなさ、ヒンディー語への知識のなさに愕然とする。

 

今日、シェフの方が「これなに?」と銀行からのクレジットに関するハガキを見せられた。

・・・30万のリボ払いの明細だった。

手数料がかさんで、完済までには8万も余計に払う必要がある。

 

リボ払いを使ったら手数料地獄で大変だ、といいたいけれど差し出がましすぎるかしら。

こういうのもうまく説明できたらいいのに。

 

安易にカード登録の手伝いをして、破産に導くようなことをしてしまったら。

それはカードを作るときに、必要な説明をしていなかった自分の責任にほかならない。

 

やっぱり頼まれると嬉しいし、普段お世話になっているのもあって力になりたい。

それがただのエゴになってしまう瞬間を、私は一生作ってはならないのだ。

 

緊急事態宣言を受けて休業へ

 

緊急事態宣言を受けて、お店が休業になった。

長くても宣言が終わるころまで、という話にまとまったようだ。

 

だいたい5月の初旬らへんまで、この日記もストップします。

あしからず。

 

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未経験から挑戦!インド料理屋アルバイト体験日記まとめ