サクサクとザクザクの中間で、素朴な味わいのクッキーです。
無職でお金がないとき、よく作っていました。
出費を抑えながらお菓子を食べたい! なんて、わがままを叶えられます。
思いついたらパッと作れる簡単さで、口元寂しいときに重宝しますね。
シンプルだからこそアレンジもしやすく、1つのレシピでいろんな楽しみ方ができますよ。
私は余ったジャムやコンポートの汁で、風味付けして食べるのにハマっています。
目次
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買う材料は薄力粉・砂糖・サラダ油のみ
A ————————–
・薄力粉 50g
・砂糖 10g
・サラダ油 12g
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・水 10g
サラダ油を気持ち多めにすると、まとまりやすくなってクッキーの成形が楽になります。
1. オーブンを170℃で予熱する
2. Aを混ぜ、水で1つにまとめる
3. 2をクッキーの形に整える
4. 3を170℃で15分焼く
もっと食べたい方は材料の比率を変えず、倍量していってください。
水を減らして油を増やすと、さらにサクサクホロホロになります。
油を減らして水を増やすと、歯ごたえのある食感に近付きますよ。
1. オーブンを170℃に予熱しておく
最初にオーブンを予熱しておきます。
材料を混ぜるのに、ほとんど時間がかからないからです。
天板も一緒に予熱しないように注意。
クッキーの底だけが焦げてしまいます。
2. Aを混ぜたあと、水を入れて生地をまとめる
まずAを計って、1つの容器に入れます。
ぽろぽろになるまでで混ぜるのはOK。
混ぜたAを水でまとめていきます。
写真のようにひとまとまりの塊になっている状態が理想です。
水を入れすぎると粘ってしまい、ねちょねちょになってしまいます。
クッキーの形にするのが大変なので、入れすぎたと感じたら、小麦粉を足して調節しましょう。
ジャムや果汁、レモン汁、ハチミツ、生姜、スパイス、ゴマなど。
もし入れるなら水の量を調整して、写真と同じ固さに生地を仕上げます。
3. クッキーを成形して天板にならべる
2で作った生地の塊をちぎって、クッキーの形にしていきます。
薄めのほうが生地の水分が抜けやすく、サクサクになるのでおすすめです。
厚めだと食感がビスケットに近くなりますよ。
いつも私は生地を適当にちぎって丸め、手で思いっきり潰してます。
手のひらの上で潰すと、思ったよりも厚くなってしまうので。
ここらへんもお好みでどうぞ。
正直、自分のおやつ用に作るのであれば、形や見た目はどうでもよいです。
食べられればみんな同じ!
4. 予熱したオーブンで170℃、15分焼く
天板に並べたら、170℃に予熱したオーブンで15分焼きます。
一応10分したら、様子を見ながら焼いてください。
オーブンにもクセがあって、手前のクッキーだけ早く焼けてたり、全体の火の通りが早かったりする場合があるからです。
もし場所によって焼き加減が違ったら、天板を反対に入れ替えたりして対処します。
焦げそうだったら、早めに切り上げましょう。
表は薄めの焼き色でも、クッキーの裏側が焦げているケースもあります。
焦げ臭くなく、おいしそうな匂いかどうかも確認してください。
きつね色に焼き目がついたら完成です。
クッキーのあれこれQ&A
クッキーを作るうえで、疑問になりそうなことをまとめました。
Q. グリルを使って時短できないか
A. グリルで焼くのは単純な時短にはならない
オーブンで焼くのは時間がかかって面倒じゃないですか? 私は面倒です。
グリルでうまく時短できないかな、と試行錯誤しました。・・・が。
仕上がりが変わってしまうので、単純な時短にはなりませんでした。
表面ばかりが焼けてしまって、生地のなかの水分が抜けきらないんですよね。
なので良くいえば、しっとりとした柔らかい食感に。
悪くいえば、ぬれせんべいのような湿気た食感に仕上がります。
低温でじっくり焼かないと、サクサクにはならないのです。
グリルだと弱火でも5分で、きつね色になってしまいます。
そのあと表面の焼き目がつかないように、アルミをかぶせて焼くにしても、クッキーの底が焦げてしまうんですよね。
今回グリルで弱火5分、アルミをかぶせて2分焼きました。
見た目はいい感じに焼けていますが・・・。
裏を返すと、割と黒くなっているのがわかります。
よってオーブンの仕上がりをグリルで再現するのは、少々無理があるかと思われます。
とはいっても単純な時短にならないだけで、グリルでも十分おいしく食べられますよ。
個人的にはオーブンで焼く方が、クッキーを食べている感じがして好みです。
Q. 強力粉で薄力粉の代用をできないか
A. 強力粉だとボリボリした食感になる
薄力粉の代わりに強力粉を使うと、食感が変わります。
ボリボリと固めの味わいになりますね。
ただし焼きが甘いと、薄力粉以上に湿気た食感になりやすいです。
焼き色や生地の厚さをよく見て、クッキーごとに焼き時間を調節すると、うまくいきやすいですね。
シンプルがゆえにアレンジもし放題。
材料費も全然かからないので、自分好みのクッキーを作ってみてください。