ラジエントヒーターはお湯が沸かない!沸き時間を把握し工夫しよう

レオパレス・ラジエントヒーター




 

ラジエントヒーターって本当にお湯を沸かすのに時間がかかりますよね。

でも沸かすまでにどれぐらいの時間がかかるのでしょうか。

 

実験してみた結果は、600mlが完全に沸くまで最大火力で8分。

火力ごとにかかった時間もまとめて表にしてみました。

 

もう沸かすのに時間がかかるのはしょうがないので、どうやって沸き時間と付きあうかを考えたほうが精神衛生も良いです。

 

沸かす時間をどう有効活用していくか、を考えながら参考にしてみてください。

 

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使用する調理器具と水量

 

まずは実験に使用した物を紹介します。

 

調理器具:ホーローの片手鍋(蓋なし)

水量  :600ml

 

ホーローは鉄素材の調理器具の一種で、ほかの素材と比べても熱の伝わり具合は普通。

なのでお湯の沸くまでの時間は平均に近いデータです。

↓使ったホーローの片手鍋はこちら

 

ラジエントヒーターは火力が4段階でしか調整できない古いタイプを使用しています。

レオパレスにあるがちなタイプです。

詳しいラジエントヒーターのスペックはこちらを参照ください。

 

実験は室温の水600mlをホーローの鍋にかけてから、何分かけて沸いたかを計測しました。

 

ちなみにガスコンロも同じホーロー鍋に、同じ水量でやってみたのを参考として載せています。

強火はなべ底全体が熱せられるぐらいの火力でやりました。

↓こんなふうにです。

 

600mlの水がラジエントヒーターで沸くのにかかる時間

 

結果は以下の表のようになりました。

湯加減 \火力 火力2 火力3 火力4 ガス強火(参考記録)
軽くふつふつ 10分 5分 3分 2分15秒
音が出始める 17分 8分 5分 4分15秒
大きい泡が出る 10分 7分 5分10秒
完全に沸く 11分 8分 5分20秒

 

・・・やっぱり遅いといわざるをえません。

ガスコンロの強火なら5分30秒もかからず沸きますし、IHだと1~2分とかで沸くというじゃないですか。

 

特に火力2で「?」になっているところなんて、結局30分たっても中くらいの泡までにしかならなかったので記録すら取れませんでした。

だから1分1秒でも早くラジエントヒーターで沸かしたいなら最大化力でやるべきです。電気代なんて気にしてはいけません。

 

では2Lを沸かしてみたらどうなるのか? を検証した記事を作ってみました。

家庭の1人暮らしで沸かす最大が2Lぐらいだからです。

パスタも2L使って茹でるのが推奨されていますしね。

 

2Lは沸かない、という結論が出て終わりましたが気になられた方はどうぞ。

 

ラジエントヒーターはお湯を沸かすのには向いていない、と割り切るのがよいでしょう。

 

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工夫して沸く時間とうまく付き合おう

 

もう沸くのが遅いのはしょうがないです。どうすることもできません。

ではどうしたら遅い沸き時間とうまく付き合っていけるか考えてみましょう。

 

実際に自分が実践していたのは以下の2つです。

・少しでも早く沸くような工夫をする

・沸くまでの時間を楽しむ

 

少しでも早く沸くような工夫をする

 

具体的な方法としては2つ考えられます。

 

・蓋をして沸かす

・熱伝導の良い素材の調理器具を使う

 

蓋をして沸かす

 

蓋をして沸かすのは手軽にできて、さらに早く沸かすこともできます。

蓋をしてガスコンロの強火でやってみたら10秒くらい早くなりました。誤差とかいわないで

 

逆にこんな蓋の閉じ方でも10秒も減らせます。

ぴっちり閉まる蓋があるならもっと時短できるはずです!

 

熱伝導の良い素材の調理器具を使う

 

熱伝導の良い調理器具は銅やアルミがあります。

ホーローは鉄なので熱伝導は普通くらい。

ステンレスは熱伝導がよろしくありません。

 

銅は高くて取り回しも大変なので、手に入りやすいアルミの調理器具で沸かすようにすると良いです。

 

沸くまでの時間で別のことをやる

 

沸くまでをタイムリミットに億劫なことに挑戦する、というライフハックはいかがでしょうか。

自分は沸き時間までに洗濯の取り込みや洗い物、お弁当を作ったり、資格勉強をしたりしていましたね。

 

特にお弁当はタイムアタックをしている感覚で楽しかったです。

沸くまでの8分間をどう効率的に過ごせばお弁当ができるか、を考えながらやるので段取りもうまくなりましたね。

 

今まで「まだ沸かない」と思っていた時間も、集中して取り組むと「思ったより沸くの早いな」と感じて幸せになれます。

 

沸くまでの時間だけとにかく集中するというのは他にも応用できます。

新聞のこの見出しだけを読む、勉強を頑張る、スクワットしてみる、掃除をする、など。

やりたいけどなかなか習慣にならないなぁ、と思うことも無理なく続けられるようになるのでとてもおススメです!

 

まとめ:ラジエントヒーターはお湯が沸かない前提の付きあいをしよう

 

まとめ

・ラジエントヒーターはお湯を沸かすのに8分前後かかる

・大量のお湯を沸かすことはラジエントヒーターでは難しい

・沸かす時間を減らしたいなら、電子ケトルや卓上コンロ、蓋を使ったり、銅やアルミの調理器具を使ったりしよう

・沸くまでの時間だけ、何かを集中して取り組んでみよう

 

上記のことを頭に入れておくだけでも感じるストレスは減ると思います。

ラジエントヒーターとうまく付き合っていけそうかの判断材料になれば嬉しいです。

 

ですが「1分も沸く時間が惜しい」場面もあります。

朝寝坊したときなんかは正直ラジエントヒーターのペースに付きあってられません。

 

そんなときは電子ケトルや卓上コンロを用意しておくと便利です。

電子ケトルの良さは水を入れてほっとくだけでいいところですよね。

家事や身支度と並行しながらでも、わざわざ火を止める必要がなくて楽ちんです。

 

↓のタイプだとカップ1杯(約140ml)の水が1分で沸きます。

満杯の800mlの水でもわずか4分。

ラジエントヒーターやガスコンロで沸かすよりも早いので、時間を節約できますね。

 

 

お湯を沸かすために卓上コンロを買うならIHがおすすめです。

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