【ラジエントヒーター】お湯を沸かすのにかかる時間と工夫の仕方の提案という記事で、ラジエントヒーターでお湯がなかなか沸かない! ということを書きました。
その記事のなかでは600mlの水をどれだけの時間で沸かせられるのか、というのを火力での比較・ガスコンロとの比較をして表にまとめました。
ここでふと、「それ以上の水量を沸かすのにかかる時間はどれくらいだろう」という疑問がでてきました。
とりあえずパスタを作るときなどを考えると、2L以上は沸かさないだろうと思ったので水量は2Lで検証していきます。
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2Lの水を沸かしたときの道具・条件
以下では実際に使用した道具と、どんな条件で行ったかの説明を書いています。
調理器具:ニトリの圧力鍋(最大3.2L入るタイプ)
蓋の有無:蓋なし
水量 :2L
使用火力:4(最大火力)
一応ラジエントヒーターでも、600mlを沸かしたときには時間が掛かったものの沸くには沸きました。
なので仮説としては「何十分も時間はかかるけれど、2Lの水でも沸かせられる」ということは最低限いえそうですね。
ガスコンロで2Lの水を沸かしたときにかかった時間と比較していく必要もありそうです。
では実際にどれぐらいの時間が掛かったのでしょうか。
結果:沸かない
え????? って思いますよね。やってて思いました。
なんと20分加熱し続けたところで、安全装置がはたらいて火力2までしか上がらなくなってしまったのです。
湯加減はごくごく小さい気泡がたくさん立ち上るほどで終わってしまいました。
そのあと25分経つまで火力2でやってみたものの、当然湯加減は悪くなっていく一方でした。
結果としてはラジエントヒーターではいっぺんに2Lを沸かすことができないとわかりました。
では2Lをきちんと沸かしてパスタを茹でるにはどうすればよいのでしょうか。
安全装置を稼働させないように沸かす2つの方法
それなら安全装置が稼働しないような沸かし方をすればいけるはずです。
おそらく安全装置が稼働する原因は、コンロが熱されすぎたことでしょう。
なら10分前後で2Lを沸かしてしまい、残りの時間でパスタを茹でられればこの条件はクリアされるはずですよね。
そのためには2つの方法があるのではないかと考えています。
1. 同じコンロを使い続けずに2つのコンロを使う
この方法はコンロが2口あることが前提です。
2つのコンロで合計2L湯を沸かしてしまえばいいんです。
たとえば1Lずつ沸かして、それを最終的に1つの鍋に入れれば同じことですよね。
それを10分経過しないうちに行い、残り時間でパスタを茹でることができるでしょう。
2. ラジエントヒーター以外で沸かして、それをラジエントヒーターの鍋に入れる
こちらは1口コンロの方が推奨でしょうか。
別の卓上コンロや電子ケトルで沸かしたものと、ラジエントヒーターで沸かしているものを後であわせればいいだけです。
やっていることは1のやり方と変わりませんね。
ただし1つだけ注意があります。
それはあらかじめラジエントヒーターをきちんと加熱しておく必要があることです。
ラジエントヒーターは安定した火力が出るまでに時間がかかります。
そのためラジエントヒーターが温まらないうちに2Lのお湯を用意してしまうと、ラジエントヒーターの火力が上がりきっていない時間が続いて冷めてしまいます。
あらかじめラジエントヒーターもきちんと使っておくことがポイントです。
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基本的に2L沸かすことは現実的ではない
・そもそもラジエントヒーターでは2Lをいっぺんに沸かすことができない
・2Lの沸いたお湯が使いたいなら、2口分のコンロを用意して別々に沸かす必要がある
1人で暮らす分には2L沸かす機会も少ないとは思いますが、一応注意しておきましょう。
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