ラジエントヒーターは火加減が難しいからこそ料理上手になれる

ラジエントヒーターは火加減が難しいからこそ料理上手になれる レオパレス・ラジエントヒーター




 

ほかのコンロなら大丈夫なのにラジエントヒーターだと料理が失敗してしまう・・・

料理が焦げたり水っぽくなったりする・・・

 

ラジエントヒーターで作る料理、めちゃめちゃ難しいですよね。

こんな簡単な料理も作れないのか・・・と自分に失望したのはいい思い出です。

でもラジエントヒーターの仕組みさえ理解してしまえば楽に作れるようになります。

 

それどころか使うコンロをガスに戻したとき、料理を失敗する回数が目に見えて減りました。

理由は五感を使って料理をできるようになったからだと考えています。

 

ではラジエントヒーターで料理をしてたらどんなメリットがあったのか? を解説してきますね。

 

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料理が半生だったり焦げたりしなくなった

 

ラジエントヒーターでの調理になれたおかげで、料理が半生だったり焦げたりする回数が減りました。

なぜかというと、火の通り具合をイメージしながら料理できるようになれたからです。

 

ラジエントヒーターの火加減の調節には時間さがあります。ガスやIHだと弱火から強火へと瞬時に火加減できますが、ラジエントヒーターはそうはいきません。

 

ラジエントヒーターは内部のコイルを熱するのに時間がかかります。同様に火力を落とすとき、内部のコイルが冷めるのにも時間が必要です。

なので火が通りが甘くて半生に、もしくは火が通りすぎて焦げることはよくあります。

 

特にレシピ通りに料理を作ろうとしたとき。

例えば中火で10分煮る、という工程があったとします。ラジエントヒーターは内部のコイルの温度が中火の火力になるまで時間がかかるので、言葉どおりに10分煮ると火のとおりが甘い料理になってしまうんですね。

 

あくまでもレシピに忠実にやろうとすると、高確率で調理に失敗してしまいます。

よって必然的に頭を使って料理をする癖がつくんですよね。

 

・仕上がりの写真から逆算してどれぐらい火を通すべきか

・食べたときの食感をイメージして、どれぐらい火を通すのが一番おいしくなるのか

 

料理をするときも「おいしい料理を作るためにどれぐらい火を通すのか」を観察するようになります。

仕上がりをイメージして、目の前の食材の水分量を見ながら、火の通り具合を自分で決める。実際に食べてみて、もっと火を通したらよかったな~と学びを得る。次に料理を作るときに反省を活かす・・・。

まさしく試行錯誤の繰り返しです。

 

こうでもしないとラジエントヒーターでおいしい料理は作れないからこそ、ガスコンロやIHで料理をしたときに「料理の腕があがったな」と実感できます。

ラジエントヒーターで料理を失敗しなくなったら、もう料理の腕は初心者を脱しているといっても過言ではありませんね。

 

初めて作る料理はまず失敗しなくなります。レシピを見たときに失敗しそうなポイントが自然とわかるので!

レシピのアレンジも失敗なくできて嬉しかったですね。「追加で水分量の多い野菜を入れるなら、若干炒める時間を増やしてみよう。」みたいな発想が生まれるようになります。

 

野菜炒めが水っぽくならなくなった

 

野菜炒めが水っぽくなって失敗しなくなりました。それは具材全体の温度を意識できるようになったからです。

 

先述のとおりラジエントヒーターは、瞬時の火力の上げ下げが苦手。どうしても狙った火力を出すまで時間がかかってしまいます。

問題は具材をフライパンに入れたとき。

 

野菜炒めをうまく作るコツは、高温短時間でさっと炒めることです。熱したフライパンに常温以下の具材を入れると、フライパンのなかみの温度は低くなりますよね。

なのでフライパンのなかの温度が低くなるのを見越さないと、高温を維持して調理はできません。

 

ほかのコンロだと具材を入れたタイミングで火力をあげる対処ができますが、ラジエントヒーターは火力調整に時間がかかるせいで温度の維持が難しいのです。

具材を増やすたびにフライパンのなかみの温度が落ちてしまい、野菜に火が通るころには水がずぶずぶ出てしまう・・・なんてことにも。

 

・具材を入れる数秒前からラジエントヒーターを最大火力にしておく

・焦げないようにフライパンのなかが高温になりすぎないタイミングで火力を下げる

 

具材全体の温度管理をする癖がつくと、火力調整するための段取りをシステマティックに組むようになります。

単に段取り上手になるだけでなく、マルチタスク能力やアルゴリズム的な思考が遊び感覚で身につけられますね。

結果的にほかのコンロでも同じ姿勢で料理するようになって、より失敗のない料理が作れるようになるのです。

 

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まとめ:ラジエントヒーターで料理上手なら、ほかのコンロではもっと料理上手に

 

まとめ

・ラジエントヒーターで料理ができれば、ほかのコンロだともっと料理上手になれる

→火の通り具合をイメージするようになるから

→具材全体の温度を意識するようになるから

 

ラジエントヒーター用の頭をフル回転させて料理すれば失敗も減っていきます。

五感を使って火加減すると、ほかのコンロで料理をしているときにも「いま火力が高すぎるから煮詰まりそう」といった料理の勘どころが身に付きますね。

重りをもって修行するみたいに、ハンデのある状況で100%を発揮できたら、ハンデなしだとそれ以上の力が身につく・・・みたいな感覚。

 

確かにラジエントヒーターでの料理は確かに難しいです。でもちゃんと向き合ってみれば、むしろ料理上手になれるチャンスにできます。いっぱい挑戦して、料理上手になっちゃいましょう!

 

もし料理を頑張りたいなら本選びも重要です。

特に下の2冊は理屈でレシピを理解できる本なので、ラジエントヒーターでの調理と相性ばっちし。

 

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