工場・倉庫内の軽作業のバイトで楽な求人を選ぶなら派遣先を調べよう




 

工場・倉庫での軽作業バイトは、単発バイトでも求人が多いジャンルです。

『軽』作業なので体力的に楽なバイトか、というとそうではありません。

 

・扱う商品

・派遣先の資金力

これらによって、楽さもかなり変わるからです。

 

ですが情報漏えい防止のために、業務の詳細を書かない求人もあります。

なので正直、扱う商品も派遣先も実際に行ってみないとわからないケースがほとんど。

それに扱う商品自体が軽くても、頻繁にしゃがむ必要があったり、何百回も持ち運んだりして結果的にキツかったこともあります。

 

だからさっさと応募して、バイト先ガチャをしよう! とはいえないので・・・

自分なりに楽そうなバイトの選び方を考えてみました。

その前にまず、軽作業とは何か? について話してから、ご紹介に移りたいと思います。

 

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軽作業は軽くない!力仕事が多い理由と実態

 

軽作業=楽、という先入観は捨ててください。

仕事によってはガンガン力仕事が舞いこみます。

というのも『軽作業』はあいまいな言葉だからです。

 

軽作業(けいさぎょう)とは、体力をあまり必要としない軽い作業のことである。
字義的には「軽い作業」と解釈されうるが、何をもって「軽」作業とするか厳密かつ客観的に定義されていないため、求人する側の主観によって定義されている。

引用:軽作業-Wikipedia

誰にとって体力をあまり必要としないか、なんてのは定義されていません。

なので人を集めたい募集者側が、求職者に都合よく解釈してもらうために、『軽作業』と書くことは少なくないのです。

 

実際に資格の必要な機械を使用しなければ、軽作業とする場合もありました。

そこの現場では、めちゃくちゃ重たい荷物だけど「手作業で運ぶから軽作業」とかいう、揚げ足を取るような求人をしていましたね。

 

これが軽作業は楽だ、と考えてはいけない実態なのです。

 

アルバイトで扱う商品・仕事内容次第ではきつい

 

扱う商品は軽くて小さいものほど楽です。

 

お菓子やタバコ、機械の部品などが典型例ですかね。

反対に飲料や食品、家具、子ども用おもちゃなど、大きかったり密度の高かったりするものは大変。

 

じゃあ小さくて軽そうなものばかりを扱う求人に絞ろう! と考えるのはまだ早いです。

結局、仕事内容によってキツさは変わるので。

 

いくら軽い荷物だからって、何個も入った段ボールを手でたくさん、何回も運ぶのは大変じゃないですか。

下の段の棚にしまうために、何度も中腰になったときはさすがに苦しかったですね。

無理な体勢を強いられるのは、重さ・大きさに関わらずキツいです。

 

一方で重い荷物でも、荷台やハンディのフォークリフトがあれば楽に持ち運べます。

もし手で重い荷物を運ぶとしてもスクワットの要領で、腰を使わずに尻の筋肉を使う持ち上げ方をすれば、重い荷物を扱う仕事のほうが総合的な疲労は少なかったですね。

 

話せば話すほど、商品と現場の働き方次第、といった理由がわかるかと思います。

 

なんとか仕事のキツさを前もって調べられないか、と思いますが、一応調べられなくもないです。

それは派遣先が資金力があるかどうか、で判断すること。

 

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勤め先がホワイト企業の工場・倉庫を狙おう

 

資金力のある派遣先、つまりホワイト企業が派遣先になっている求人は穴場です。

 

・定時退社できる

・休憩時間も長い

・人数が多いので1人あたりの作業量が少ない

・楽をするために必要な機材が揃っている

などなど。

 

「これがお金のある企業の働かせ方なんだ」

そう骨子に沁みて感じた記憶がありますね。

 

もちろん大企業ならば、ホワイトに働けるわけではありません。

人手が足りていないところは、使い捨てるような働かせ方をさせられるので・・・

小さい会社でも儲かる事業で、かつ割り振られる仕事次第によって、楽さも様変わりします。

 

本当に楽な仕事しかしたくないならば、じっくり企業研究してみるのがおすすめです。

まぁ面倒だと思うので、単発バイトの求人があるなら1日だけ入れてみて判断するのが、一番手っ取り早いですね。

 

まとめ:単発バイトがあるなら1日だけお試しで働いてみよう

 

まとめ

・軽作業だから楽なわけではない

・実際に働いてみないと、キツさはわからない

・派遣先を調べて働き方を予想することもできる

 

どうせやるなら楽なほうがいい、と考えるのは必然です。

でもあれこれ考えるより、お試しで働いちゃうのをおすすめします。

何が楽かは人それぞれですから。

 

個人的には精密機器系の工場のバイトが好きでした。

理由は施設全体が暖かいからです。

おそらく結露防止のために、空調を強めに効かせてたのでしょうか。

寒いのが苦手なので、一番肉体的に楽でした。

仕事自体は割とキツめでしたが。笑

この場合、暑がりの人にとっては過酷な現場なのかなぁ、と思いますね。

 

とりあえずやってみて、キツかったら社会経験の肥やしにできますし、楽なら何度もバイトを入れればいいし。

そのなかで向いてる仕事も見えてきます。

キツい仕事を経験したからこそ、楽な現場も見分けられるのです。

いろんなバイトを試してみてください。

 

もし持参の手袋が使えるなら、薄手のグリップ付き手袋だと仕事しやすいですよ。

細かい作業もしやすいですし、段ボールも持ちやすく、ポケットにしまったときかさばらないので!

個人的には素材がナイロンやポリエステルだと、指先の感覚がダイレクトに伝わって作業しやすいですね。

↓イメージはこんな感じの手袋です。