初心者におすすめ!短歌の作り方、読み方、楽しみ方を学べる本『はじめてのやさしい短歌のつくりかた』

短歌




 

短歌、ちょっと興味あるんだけど何から手を付けたらいいかわからない・・・

入門書のハードルが高くて挫折しちゃった・・・

何首か読んでみたけど、どう楽しんだらよいかわからなかった・・・

という方々、いらっしゃるのではないでしょうか

 

そんな右も左もわからない、本当の初心者におすすめしたいのがこの本

「はじめてのやさしい短歌のつくりかた」です。見てるだけで楽しくなってくるような装丁ですよね

 

 

 

かく言う自分も、短歌を始めてみよう! と思って一週間目の人間です

ですがこの一冊を読んでみて、もっと短歌を味わってみたい! 歌ってみたい! と思うことができました

ここではなぜこの本をすすめるのか、まだ短歌を学び始めて間もない自分が感じた良い点をお伝えします 

そして短歌の楽しさを、少しでも多くの人と共有できたら嬉しいです

 

では、さっそく!

 

数ある入門書のなかで「はじめてのやさしい短歌のつくりかた」を選んだ理由

 

 

自分が購入を決めた一番の理由は見た目です

 

華やかすぎず、かといって伝統っぽさを押し出しすぎていない感じ。短歌の不思議さや暖かさをかもす雰囲気の装丁がとても好みでした

この直観は今でも正しかったなと思っています

 

というのも裏路地をのぞいたり秘密基地を探したりするような、日常からちょっとそれてみたときのふわふわしてわくわくする不思議な感覚がこの装丁を目に入れるたびに味わえたんです

そんな感覚のまま短歌という世界に純粋に浸ることができて、短歌を学ぶというよりも楽しんだり遊んだりするような意識で読み進めることができました

 

そうして読んでいくなかで、この本自体もどんどんと好きになっていきました

そして初心者の自分にとって、読んでみてとてもよかった! と思った点を5つ挙げてみました

よければぜひ、参考にしてみてください

視覚的にとても読みやすい

 

文章が3つに色分けされているのが本当に読みやすかったです

短歌、歌作りについて書かれている文章は黒色

短歌の歌の意味が書かれている文章はこげ茶色

破線や記号、要点が書かれている文章は朱色

 

このように最小限で派手すぎない色使いで、本を開いたときにどこに何が書かれているのがすぐにわかるんですよね

そのため黒文字のみで構成された入門書よりも、先を予測して読み進められたことが読みやすさに繋がっていたと感じます

 

短歌の読み方、楽しみ方を学べる

 

短歌の作り方を踏まえたうえで、読み方、楽しみ方を知ることができたのが一番の学びでした

 

この本の構成は、有名短歌を例にして短歌の作り方を解説していく流れになっています

そのときに例として挙げた短歌を、著者はどう解釈したかの解説も挟まれています

 

これによって、この短歌全然よくわからんな???? ということがなくなっていきました

それは今まで知らなかった、短歌の読み方、楽しみ方を知ることができたからです

 

この短歌は情景を味わう歌なのか、これは短歌を作った人の状況を踏まえたうえで味わう歌なのか、この歌は別の解釈もできるのか、こうした技法を踏まえて楽しむ歌なのか、などと短歌の味わい方を学べました

 

よくよく考えてみればあらゆることに共通していますが、楽しみ方も学習していくものですよね

お酒だって初めはまずくても、暑い日に飲む、疲れてるときに飲む、油ものと合わせて飲む、みたいに美味しさを学習するところから始まったはずです

たまたま短歌は日本語で比較的日常に近いものであるために、楽しみ方を学習するプロセスが抜けがちだったと実感しています

 

短歌を作る気はないけど鑑賞できるようになりたい! という方にも短歌の読み方、楽しみ方を知ることができるという点でおすすめしたいです

 

有名短歌を広く学べる

 

先述したように、有名短歌を例にして短歌の作り方を学ぶという本の構成上、様々な短歌が収録されています

これらを知り、さらに解説と合わせて解釈を深めることによって、短歌の雑誌がグッと読みやすくなりました

 

短歌に関するエッセイやコラムでは、有名短歌を引用した文章が多くあります

そこにはこの本に収録されている短歌も多く登場しています

なのであらかじめ有名短歌の予備知識をもって読み進められ、短歌の世界をもっと親しめるようになれました

 

学習項目の区切りが短いので楽に読み進められる

 

1つの学習項目ごとに2~4ページの解説が入るので、細切れに勉強しやすいです

また学習項目は1つごとに完結するように作られています

なので知りたいところからかいつまんで読んでも、全部すっきり理解することができます

 

解説が長かったり、前の章を踏まえて解説が進んだりする構成になっていると、続きから読み直したときに忘れてしまった部分を思い出すために前ページを読み返す・・・なんてことにもなりがちです

読み直す手間を惜しんで読みたくなくても無理やり読み終える、結局全然読み進められずに挫折してしまう、結果として短歌が嫌いになってしまう、なんてことにも繋がりかねません

 

本のペースにこちらが合わせるのではなく、自分のペースに本が合わせてくれるので、適度に気を抜いて読めます。そういう意味でも長続きする本かなと思います

 

短歌に関する疑問を先取りしたコラムがためになる

 

短歌を作るにあたって、いろいろなことが気になってくると思います

・短歌を作るには何を勉強したら、何を揃えたらよいのだろうか

・短歌を投稿したり、批評しあったり、添削を受けたりしてみたい

・短歌の歴史ってどう動いてきたのだろうか

 

こうしたことにも軽く知ってみたい、という気持ちがあるならコラム欄がとても参考になります

実際に著者の方がおすすめしている本だったり、短歌を学ぶ場には何があるのかだったり、短歌に興味を深めた先の道筋も示してくれています

 

また短歌をつくるときに著者が意識していることなど、著者の顔がところどころに見えるので本を読み進めるのがより楽しくなります

 

まとめ:短歌の導入本として最適

 

・絶妙な色合いでシンプルさと読みやすさを両立している

・作り方だけでなく、短歌の読み方、楽しみ方も学べる

・短歌に関連する雑誌なども読みやすくなる

・自分のペースで好きなように読める

・短歌に興味を持った先の疑問を先取りして解説してくれる

 

以上が実際に一冊を読み通して、この本を買ってよかったなと思ったところになります

特にレイアウトや構成が読むハードルをぐぐっと下げてくれているので、わからないことだらけの初心者でも楽々読めちゃいます

そうした点が導入としてとてもいいなと感じました

楽しめるようになれれば嫌いになる確率もそうそう落ちますし、後に繋がるのかなとも思いました

 

個人的には短歌の読み方、楽しみ方を学べた点が一番の収穫でした

自分の視野が広がっていくのがとても楽しかったです

 

それでは、一緒に短歌はじめてみませんか?

 

画像出典:https://www.amazon.co.jp/はじめてのやさしい短歌のつくりかた-横山未来子/dp/4537213094

 

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