新居のインテリアを考えるのって、とてもワクワクしますよね。
北欧風にしようか、アジア系にしようか、などと先走る前に考えてほしいことがあります。
それはレンジ棚についてです。
高性能なレンジであるほど重量がかさんでしまい、レンジ棚が重量オーバーしてしまうことがあります。
特にレンジが15kg以上の重さになってくると、レンジ棚の選択肢が極端に減ってしまうんですよね。
実際に私は機能重視でレンジを購入した結果、理想とは程遠いレンジ棚を選ぶことになりました。
おすすめの選び方は、先に買いたいレンジ棚を見つけてしまうことです。
レンジ棚ありきでレンジも選べば、思い通りのお部屋のコーディネートができますよね。
ではなぜ、先にレンジ棚を決める必要があるのか。理由を解説していきます。
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多機能・高機能のレンジを選ぶと当然重量も大きくなる
「何回も買い替えるものじゃない大型家電だし、せっかくだからちょっと奮発して多機能の良いレンジにしようかな」
「買おうと思ってたレンジの型番の1つ上のやつなら1機能追加されるんだ・・・大は小を兼ねるし、こっちにしちゃおう」
気持ちはすっごくわかります。
ただ機能にあわせてレンジの重量も増えていきます。
たとえばこの2つの東芝のレンジ。
主な差が、グリル調理が「石窯グリル(ER-SD80)」か「大火力石窯ドームグリル(ER-SD100)」かという違いです。
グリル調理をレンジでやりたいなら、数千円ほど多めに出して、大火力石窯ドームグリルのレンジを購入することも視野に入ります。
高い買い物だけれど長く使うものだし、と思うと財布の紐も緩みがちですよね。
ですが機能ばかりではなく、重量にも目を向けてほしいのです。
ER-SD80:14kg
ER-SD100:17kg
このように重量も増えていくんですよね。
実は14kgと17kgという重さには大きな隔たりがあります。
それは15kg以下であるかどうかです。
なぜかというとレンジ棚の耐荷重は15kg以下のものが多く、15kg以上の重さのものを乗せられる棚は意外と少ないんです。
特に見た目がおしゃれなレンジ棚であるほど、耐えられる重さが小さくなる傾向があります。
おしゃれなレンジ棚は耐荷重性が低いものが多い
・スタイリッシュでシンプルな見た目
・暖かみのある北欧系のデザイン
これらのレンジ棚は得てして、耐荷重性が低いです。
耐荷重性とは重量制限のことで、レンジ棚が耐えられる重さのこと。
レンジ棚は5kg、10kg、15kg、20kg区切りで、耐荷重性が設定されています。
そしてレンジ棚の多くが、15kg以下OKであることが多いんですよね。
なので「せっかくいいレンジを買ったのに、使いたいレンジ棚がない」という状況が起きてしまいます。
もし使いたいレンジ棚があるなら、レンジ棚にあうレンジを購入しましょう。
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レンジ棚ありきでレンジを選ぶことも重要
・インテリア重視でレンジ棚を決めると、重量制限が低いことがある
・レンジ棚にあわせたレンジを買う、という発想でもいいかもしれない
あくまでもインテリア重視で揃えたいなら、レンジの機能は捨てなければならないかもしれません。
反対に買うレンジが決まっているのであれば、先にレンジ棚のデザインも見ておくと、あとで泣きを見ずに済むと思います。