初心者におすすめのぬか漬け本3冊をレビュー!理想の1冊を見つけよう

ぬか漬けの本3冊 ぬか床・ぬか漬け

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ぬか漬けを失敗したらどうしよう。

 

生きた菌類を扱うことや、ぬか床が育てれば一生ものだということから、なんとなくぬか漬けへの不安を感じてはいませんか?

不安の解決方法として、ぬか漬けの教科書となる本を買う選択は間違いありません。

 

本を買うメリットは、情報に最短距離でアクセスできるところです。

正直ネット上には、十分すぎるほどぬか漬けの情報があります。

ですがAサイトとBサイトで書いてあることが違う! ってことが結構あるんですよ。

 

ぬか漬けをしたことがあれば、どの情報が間違っているかわかりますが、初心者は何が間違っているかすらわかりません。

 

たとえば以下のように、2つのサイトの意見が食い違っているとします。

Aサイト・・・じゃがいものソラニンには毒がある
Bサイト・・・ソラニンは毒がないから食べられる

私たちには「ソラニンは食べちゃダメだ」と知っているから、Bサイトは間違っているとわかりますよね。

ではソラニンに毒があることを知らなかったら?

Bサイトを信じて、お腹を下してしまうかもしれませんね。

 

極端な例ではありますが、このようにネットだけで情報収集するなら、失敗しながら学ぶ必要があります。

 

しかし本ならば「ぬか漬けに関する正解」が全部のっています。

調べる時間と安心を買うと思えば、本も決して高い買い物ではないですよ。

というのも私こそが、ネット上の情報で悩んだ1人なので・・・。

 

そんな私が実際に本を読んでみて、良かったぬか漬けの本を3冊ご紹介します。

レビューを読みながら、自分にとって一番しっくりくる1冊を手に取ってもらえたらと思いますね。

 

項目ごとに記号をつけて自分なりに評価してみました。

凡例と評価は以下のとおりです。

◎・・・かなり詳しく書かれている

○・・・詳しく書かれている

△・・・十分書かれている

ぬか漬けの教科書 ぬか漬け帖 ぬか漬けの基本
ぬかの仕込方     ◎        ○          ○
ぬかの育て方           ○       ◎          ○
食材の漬け方           ○       △          ◎
ぬか漬けレシピ数           ○       △          ◎
写真数           ○       △          ○

 

ここだけの話、どの本を買っても特に問題はないです。

フィーリングで決めてしまってもOKなぐらい。

 

まずは3冊に共通してのっている内容をまとめます。

次に本ごとの特徴をご説明して、どんな方におすすめなのかを解説します。

どの本も結構個性があるので、自分にあう理想の1冊を探してみてください。

 

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共通内容:ぬか床の仕込方、育て方、下ごしらえ、Q&A

 

3冊に共通してのっている内容は、以下の4つです。

・ぬか床の仕込方

・ぬか床の育て方

・材料ごとの下ごしらえの仕方

・ぬか漬けのお悩みQ&A集

 

どの本でもとっかかりとしては十分な量が書かれています。

あとはどれだけ詳しく書いていてほしいのか、写真付きの解説がいいのか、文章での解説がいいのか、などの好みによって選ぶ本を変えるぐらいですね。

 

ではそれぞれの本の特色を解説していきます。

 

ぬか床を続けられるか不安な方は『簡単にはじめる ぬか漬けの教科書』

 

まずは塩山奈央さんの著書『簡単にはじめる ぬか漬けの教科書』です。

ぬか漬けの教科書
ぬかの仕込方     ◎
ぬかの育て方     ○
食材の漬け方     ○
ぬか漬けレシピ数     ○
写真数     ○
漬け方がのっている食材の種類

・計21種類で野菜、肉、魚

・きゅうり、なす、にんじん、キャベツ、かぶ、大根、パプリカ、ズッキーニ、セロリ、カリフラワー、ブロッコリー、れんこん、ごぼう、さつまいも、じゃがいも、アボカド、オクラ、里芋、山芋、肉、魚

 

一度ぬか床をダメにしてしまった経験がある、著者による1冊です。

それもあってか、ぬかの仕込方は詳しく書かれていると感じました。

 

1人分~4人分のぬか床の作りかたも紹介されていて、細かい気配りが嬉しいですね。

「一気に作るのではなくとりあえず少量仕込んでみて足りなければぬかを追加すればよいのでは?」と提案されています。

ぬかの量が少なければ少ないほど、手軽にお手入れできて続けやすいのは確実ですから。

 

そのあたりにも著者からの「ぜひぬかをはじめて、続けてほしい!」という想いを感じます。

 

ほかにもヨーグルトメーカーでぬか床を3日間で完成させる方法も、試行錯誤のうえで作り上げていたりされています。

普通ぬか床は完成まで1~2週間かかるため、3日間はめちゃくちゃ短いんですよね。すごい発見です。

なのでぬかの仕込方の解説は、3冊でも頭1つ抜けている印象がありますね。

 

ぬか床の仕込方、育て方、漬け方、ぬか漬けレシピ数、写真数もほかの2冊と比べてもバランスがよいです。

とにかく気軽にはじめる環境が整っているので、ぬか床をはじめるか悩んでいる方・続けられるか不安な方におすすめですね。

解説も写真や絵がたくさん入っていて、わかりやすくコンパクトにまとまっているので文章が苦手な方にもおすすめ

 

 

 

 

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有元葉子さんの著書が好き、エッセイ調が好きな方は『ぬか漬け帖』

 

続いては有元葉子さんの著書『ぬか漬け帖』です。

ぬか漬け帖
ぬかの仕込方   ○
ぬかの育て方   ◎
食材の漬け方   △
ぬか漬けレシピ数   △
写真数   △
漬け方がのっている食材の種類

・計14種類で野菜のみ

・なす、きゅうり、大根、かぶ、小松菜、ごぼう、うり類、みょうが、亀戸大根、セロリ、にんじん、山芋、長芋、キャベツ

 

有元節が遺憾なく発揮された1冊。

ほかの2冊と比べてみると、漬け方がのっている食材数、レシピ数、写真数は控え目です。

 

有元葉子さんは2018年に、料理レシピ本大賞 in  Japanで料理部門入賞受賞をされた料理研究家です。

『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』などが主な著書ですね。

店頭で見かけた方は多いのでは?

 

有元さんの著書は以下のような特徴があります。

・レシピをあえて作らず、五感を使って料理するからこそ失敗しないシンプルな作り方

・エッセイのような文体で写真はあまり使わない、いい意味で料理本っぽくない本

 

例にもれず『ぬか漬け帖』も先ほどの特徴を引き継いでいます。

有元葉子さんの本が好きな方はハマると思いますね。

 

またエッセイ調の文体が好きな方もおすすめです。

エッセイ調の良さとして、著者の体験談や経験則が文章に色濃く出ることが挙げられますよね。

著者は母親ゆずりのぬかを50年お手入れしてきたこともあり、ぬかの育て方に関してはかなり詳しく書かれていると感じました。

 

全体的に著者がぬかに対して納得してやってきたことが紹介されています。

よくもわるくも経験則にしたがった、有元流のぬか床メソッドが凝縮していますね。

なので本の内容も、有元さんの日常のぬか床風景をのぞくようにして進みます。読んでて楽しい。

 

巻末に発酵学者である、小泉武夫先生との対談がまとめられているのも特徴ですね。

発酵の仕組みや微生物、栄養のことなどが書かれていて参考になります。

対談形式なのでサクサク読めちゃいますよ。

 

 

 

食材の漬け方・レシピが豊富!ぬか漬けカレンダーが嬉しい『ぬか漬けの基本 はじめる、続ける。』

 

最後に山田奈美さんの著書『ぬか漬けの基本 はじめる、続ける。』です。

ぬか漬けの基本
ぬかの仕込方    ○
ぬかの育て方    ○
食材の漬け方    ◎
ぬか漬けレシピ数    ◎
写真数    ○
漬け方がのっている食材の種類

・計61種類で野菜、肉、魚介類、たまごなど

・カリフラワー、かぶ、かぼちゃ、キャベツ、きゅうり、ごぼう、小松菜、里芋、じゃがいも、セロリ、大根、なす、にんじん、パプリカ、長芋、れんこん、アスパラ、いんげん、うど、うり、おくら、新しょうが、ズッキーニ、せり、たけのこ、菜の花、ツルムラサキ、白菜、ふき、水菜、ブロッコリー、みょうが、ラディッシュ、わらび、さば、まぐろ、海老、イカ、タコ、手羽先、鶏もも肉、アボカド、しいたけ、その他きのこ、空豆、たまねぎ、ミニトマト、柿、りんご、切干大根、昆布、大豆、たまご、チーズ、豆腐、小メロン、スイカの皮、青梅、にんにく、干し柿、あじの干物

 

文字は若干小さいですが、全体をとおして写真や絵を使って解説されていて読みやすいです。

この本はほかの2冊と比べて、ぬか床で何を漬けるか?漬けたものをレシピとしてどう活かすか? については随一の情報量を持っています。

 

食材の漬け方は野菜・肉・魚介類、あわせて61種類を紹介しています。

『簡単にはじめるぬか漬けの教科書』が21種類、『ぬか漬け帖』が13種類であることからも、61種類の多さがわかりますよね。

 

ぬか漬けカレンダーものっていて、月ごとに漬けるとおいしい食材がひと目でわかって便利です。

旬を味わいながらも、旬を知るという1つの教養を楽しめるようになります。

 

レシピについてはぬか漬け・ぬか床・ぬかを使ったものが、30も収録されています。

変におしゃれな料理ではなく、素朴でシンプルなレシピばかりです。

たけのこをぬか漬けにしたチンジャオロース、ぬか床を使った北九州の郷土料理のさばのぬか炊き、生ぬかでつくるカステラなど。

日々の料理にも応用しやすくて、レパートリーも増やせますね。

 

以上からぬか床作り・育て方よりも、ぬか床で何をするのか、つまりぬかの漬け方やぬか漬けの活かす方法を知りたい方におすすめです。

『ぬか漬け帖』と同じく、こちらも発酵の仕組み、ぬかの健康効果、発酵食品についてのコラムがあります。

読みものとしても楽しめる対談形式よりも、コラム形式がお好きであればこちらがおすすめですね。

 

 

 

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基本的にはどの本を手にしてもOK

 

ぬか漬けの教科書 ぬか漬け帖 ぬか漬けの基本
ぬかの仕込方     ◎   ○    ○
ぬかの育て方     ○   ◎    ○
食材の漬け方     ○   △    ◎
ぬか漬けレシピ数     ○   △    ◎
写真数     ○   △    ○
まとめ

○『ぬか漬けの教科書』がおすすめの方

・ぬか床をはじめるか悩んでいる方・続けられるか不安な方
・文章を読むのが苦手な方

○『ぬか漬け帖』がおすすめの方

・有元葉子さんの著書が好きな方
・エッセイ調の本が好きな方

・ぬか床の育て方を詳しく知りたい方

○『ぬか漬けの教科書』がおすすめの方

・たくさんの食材を漬けてみたい方
・ぬか漬けを使った料理をしてみたい方

 

情報の濃淡こそ違えど、どの本も基本的な情報はすべてそろっています。

私は3冊購入しましたが、どれか1冊で十分でしたね。

もちろん目的にあわせて使い分けられて便利なので、後悔はしていないですが。

どれもおすすめの本ですし、値段も1300円前後でたいして変わりません。

迷った場合はフィーリングでよいと思いますよ。