・上司に退職日を1ヶ月先延ばしされそうになった経験を踏まえて、退職を切り出す前にやっておけばよかったと後悔したこと4つの紹介
・実際に引き留められたあとでも、辞める方向へ軌道修正できる方法
退職したい! と思っても引き止めにあって辞められませんよね。
なぜ上司も粘るかというと、まだ引き留められると考えているからです。
なので私は本当に辞めます、という強い意思表示をしましょう。
しかし言葉だけで意思表示するのは正直難しい。
なにより上司は退職話をなんども経験していて場馴れしています。
退職話を煙に巻いて話の本筋をずらされ、どんどん退職を先延ばしされてしまうのです。
そこで私からの提案があります。
話し合いで勝負せずに話し合いの前段階で決着をつけてしまおう、という提案。
・伝える相手を選ぶ
・辞める既成事実を作る
これだけです。
具体的なやり方を解説すると4つあります。
・行動が速く、話を聞いてくれる上司と最初に話すこと
・退職願を早めに出して、辞める意思表示をすること
・自分の体調を退職理由にするなら、診断書を用意して渡すこと
・転職活動を終えてから退職日を決めること
これらは私が退職を引き延ばされているとき、「やっておけばよかった」と後悔したことです。
おかげで退職日を決める話し合いだけで1ヶ月も消費し、その間も上司は「退職を見送りたい」の一点張り。
話し合いの最初に「2ヶ月後に辞めます」と伝えていたのに、引継ぎもせずに1ヶ月も話し込んでしまいました。
念のため「退職日を変更するつもりはない」といったら、「あと1ヶ月じゃ早すぎて引継ぎできないからもう1ヶ月延ばしてくれないか」とのこと。
いや、話し合ってた時間で引継ぎできたじゃん・・・
あなたにも同じ後悔をしてほしくありません。
なので退職を切り出す前に準備しておきたいことを4つ選びました。
体験談や反省も交えて書くので参考にしてみてください。
目次
行動が速く、話をわかってくれる上司に最初に伝える
情報共有や行動に移すスピードが速く、しっかり話を聞いてくれる上司に最初に伝えましょう。
社内のルールにしたがって直属の上司に最初に伝えることは、場合によっては悪手になります。
よくある退職の流れが、直属の上司にまずは伝える → その上の上司と話し合う → そのまた上の・・・ というものです。
ここで律義に直属の上司に伝える必要はありません。
むしろ情報共有が遅い、腰が重くて行動が遅い、先入観が強い、判断を先送りにする上司なら避けるべき。
上記の特徴をもつ上司と話し合うデメリットは以下のとおり。
・情報共有が遅いので、上司や職場の人たちへの連絡が遅れて引継ぎの期間が後にずれ込む
・話し合いの場自体がなかなか設けられないので、話し合うだけでもそれなりの日数を消費してしまう
・話を聞いてもらえないので、上司が思い描いているストーリーに話を寄せられてしまう
・決断を先送りにするので、話し合いがいつになっても終わらない
一緒に仕事していて、上司の働き方に上記の傾向がみられる場合は要注意。
まず最初に話し合う相手から外しましょう。
私の最初に相談した上司もそういった特徴の持ち主でした。
最初に話し合いの場が設けられたのが1週間後、次の話し合いの場も1週間後・・・
「働きやすいように環境は変えるから」「どうしたら残ってくれる?」と意味のない言葉のやりとりをして、1週間後には「どう?気が変わった?」という流れを繰り返していました。
無理やり退職願を渡したときも、上司たちの間で情報共有がされたのは1週間もあと。
そこからさらに上の上司との話し合いが始まって引き留められて・・・と上司のアポ取りと話し合いだけで1ヶ月強失ってしまいました。
別の上司と話し合うようになってからは退職までスムーズに話を進めてもらえたので、「最初からこの人に相談しておけばよかった」と後悔しちゃいましたね。
職場関係として直属の上司に相談しないのは気が引けるかもしれません。
ですが変な義理を通したところで追い込まれるのは自分です。
信頼したい上司・信頼すべき上司ではなく、信用のある上司と話し合いましょう。
最初の話し合いのときに退職願を渡してしまう
辞める意思表示として退職願をこちらから出してしまうのは有効です。
あらかじめ退職願を作ってから、上司に話を切り出しましょう。
退職願を話し合いの初期段階で渡すと「辞める意志が固い」と思ってもらえて、話し合い自体が辞める方向に進みます。
上司が引き止めても無駄だ、ということを突き付けてやるのです。
一般的な退職願を出すタイミングは以下の流れ。
↓
その退職日を記入した退職願を提出
この流れを守ろうとする限り、話し合いが平行線をたどると退職できません。
それを避けるためにも「私は辞めるスタンスで話し合いに臨んでます。相談しに来ているわけではありません。」との意思表示がわりに退職願を出してしまうんですね。
私は「退職願をください」と上司からいわれるのを待ってしまいました。
当初は少しでも円満に退職したかったので、強引な態度は慎んでいたのが災いに。
ひかえめな態度を逆手に取られて「また来週話そう」「まだ引き留めるからね」と決断を引き延ばされてしまったんですね。
結局退職願を押しつけるように渡しました。
「えー? ちょっと早いよ・・・」と愚痴をこぼされましたが、上司の上司へ退職話がエスカレーションするきっかけになったので本当に良かったです。
このとき最初の話し合いから3週間もたっていましたね・・・
強引かも・・・? と引け目に思う気持ちもわかります。
でも心証なんて悪くて結構。
辞めさせたくない上司と辞めたい自分では折り合いつくわけがありません。
無理やりにでも退職願を渡して辞める意志表示をしちゃいましょう。
自分の体調が悪いことを客観的に証明する医師からの『診断書』をもらう
もし体調不良を理由に退職をする場合は、主治医の方から『診断書』をもらいましょう。
病気を根拠にして上司に辞める旨を伝えると、「もう引き留めようがない」と思われて辞められます。
体調不良で辞める、といっても上司からしてみれば「いまの環境が変わればOK」と受け取られてしまいます。
「じゃあしばらく定時で上がらせるよ」「人間関係が原因ならその人と一緒に働かないようにする」「別の部署に異動でもいいよ」
などといくらでも言いようがあるのです。
そこで主治医に診断書を、辞めるのに有利になるような中身で書いてもらえるか打診してみましょう。
・体調不良、ないしは疾病の原因は現在の職場環境のせいであること
・現在就労に耐えられない状態であること
・治す方法は職場との関係を一切断つ必要があること
以上のような内容を盛り込んでもらった診断書を、上司に提出すればスムーズに退職へ移れます。
実際に私は体調不良も理由の1つで退職したいと伝えていました。
不眠や味覚障害、過呼吸などが出てしまって日常生活を送ることすら大変な状態です、と。
上司からは疑うような答えをもらいました。
「うーん、・・・でもお医者さんには行ってないんでしょ? 別に何か診断されたわけでもないし」
個人的には残業続きで休出もしてたので、つらくても病院に行けない状態でした。
そのなかで正論を叩きつけられても・・・と思ってしまいましたね。
ちょうど連休を迎えたので病院に行き、無事診断書も書いてもらって提出したところ、「お医者さんがそういうならしょうがないね」といわれ正式な退職日の決定にまでこぎつけました。
良くも悪くも、自分の状態を正確に説明できる客観的な証拠がないと上司も動いてもらえません。
もし自身の体調といった、主観的にしかわからない苦しさを退職理由にするときには診断書などの客観的な証拠があると楽です。
診断書と合わせて退職願も渡してしまえば無駄に話し合わずに済みますよ。
転職活動を終えてから退職話を切り出す
次の職場とその入社日も決めてしまえば、会社としても辞めさせる以外の手段がなくなります。
事後報告でいいので、「退職日はこの日じゃないといけない」という正当性があると辞めやすいですね。
転職さえ決まってしまえば、会社としても引き止める理由がなくなります。
それよりも退職日までにどれだけ引継ぎできるか? に話が流れるので、変に話し合いが長引くこともありません。
ですので転職できるなら思い切って転職先を決めてしまうのがよいですね。
自分は転職できる元気も時間もなかったので、そこに付け込まれて引き留められました。
上司のアポを取ったり、引き留められたりした時間で転職活動できたのでは? といまは思ってしまいますね。
実はこの「転職活動を先に終えてしまう」方法は自分のあとに同じ会社を辞めた先輩のやり方なんです。
必要最小限の話し合いで済んだと話していました。
なのでまた会社を辞める機会があるときは、早め早めの転職を意識していこうと胸に刻みましたね。
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まとめ:すんなり辞めるために事前にできる準備はしておこう
・情報共有や行動へのスピードが速く、話を聞いてくれる上司と最初に話し合おう
・退職願は最初に渡すことで、辞める意志が固いことの意思表示をしよう
・自分の体調を退職理由にするなら、診断書といった客観的な証拠も用意して渡そう
・転職活動を終えてしまって、入社日を決めてから事後報告しよう
辞めさせてもらえないかもしれない、確実に辞めたい、という方はぜひ試してみてください。
私は診断書を出したところ、「じゃあ体調管理を最優先にして、できるだけ有給も消化しようか」と話が移っていったので運が良かったです。
それも話し合う上司を変えたことがいい結果につながったのかな、と感じています。
退職の打診をするなかでも、立ち回りの軌道修正はできます。必要なのは度胸と退職だけを考えることです!
、、、とここまで読んでみて、「そうはいってもなぁ」と二の足を踏んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
・あの上司を前にして強気に立ち回れる気がしない
・辞めたいけど退職の意思を押し通せるほど気力がない
・もうあの会社の誰とも顔を合わせたくない
そういった方には退職代行サービスという選択もあります。
退職代行サービスを利用するのは決して逃げではなく、自分の心身を守る賢い選択です。
実際自分は、退職の打診をしてそのまま辞められたのでよかったです。
それでも最後の出勤日までは、「もう辞めるから」という気力だけでのりこえられました。翌日から1週間は泥のように眠ってましたね。
ですが辞められないまま仕事を続けさせられてたら・・・と思うと、身も心もボロボロになって燃え尽きたと思います。
フルマラソンで42.195km走りきったと思ったら本当のゴールは10km先だった、みたいな感覚ですよね。
それを避けるために確実に辞める選択をとる。
だから退職代行サービスを使うというのは、本当に合理的な選択だと思います。
もし利用されるなら、退職代行ニコイチをおすすめします。
理由はなんといってもその安さです。退職代行サービスを行っている2社と比較してみましょう。
正社員・契約社員 | パート・アルバイト | |
退職代行コンシェルジュ | 49800 | 39800 |
EXIT | 50000 | 30000 |
ニコイチ | 28000 | 28000 |
このように誰でも一律で28000円でサービスを受けられるんです。だいたい30000円~50000円が相場なので、そこからも安さがわかりますね。
安さにこだわる理由としては退職後はお金がかかるからです。
税金、保険、家賃、奨学金などを収入なしでやりくりしないといけません。
自分は国民健康保険、国民年金、住民税、奨学金、家賃でひと月110000円弱かかってしまいます。
これにさらに公共料金、食費も加わります。
もはや息をするだけでも相当な出費なので、手持ちのお金は多いほどいいんですよね。
退職代行利用後に転職サービスを紹介してもらえる制度があり、そこの転職サービス経由で就職できると28000円がキャッシュバックされます。
うまくいけば実質無料でサービスを利用できて、さらに有給も消化しつつ円満退社・・・なんてことも。
最悪退職できなかった場合は全額返金保証もありますし、まずは無料相談してみてから退職代行を利用することも考えてみてもいいと思います。
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「退職代行はちょっと敷居が高い・・・」と思うなら転職サイトの登録するだけでも十分です。
なぜなら『自分から辞めるための行動ができた』と自信がつくから。
一番億劫なのが転職への第一歩を踏むことです。
逆に小さな一歩さえあれば、そこから転職への弾みがつけられます。
転職サイトなら登録しても「いきなり面談」とはなりません。
なので退職代行よりは断然気楽。
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まだ転職する気がなくても将来の自分を助けると思って登録しておくべきです。
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