家族葬をやって後悔したかどうか、聞きたくてもなかなか聞けないことなのではないでしょうか。
・不謹慎で聞くのがはばかられる
・家族葬を経験した人が身近にいない
などなど。
実際に家族葬を経験してみて、困ったことは2つありました。
それは人間関係と、葬儀の段取りについてです。
それぞれ以下のような悩みがありましたね。
・葬儀に呼ぶ人と呼ばない人をどう線引きするか
・借りた葬儀場が家族葬を行った経験がなく、手間取った
ではどんなことで悩み、どう解決すべきかを解説しますね。
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家族葬、誰を呼ぶか問題
誰を呼ぶかどうか。
家族葬であっても、避けて通れない悩みの1つです。
ですが誰からも反感を買わないような決断は、ほぼ無理だと私は考えています。
亡き人にかかわる全員を呼ぶわけにもいきません。
お金的にも、事務作業にかかる手間や時間的にも。
そのなかでどう折り合いをつけるか? が問題です。
以下の3点を抑えておくと、後悔せずに済む可能性をあげられると思います。
・他者の反応に迎合した選び方は、期待した反応の違いに苦しむかもしれない
・葬儀に呼びたい方を決めてから、呼ぶ人同士の一貫性を持たせると、呼ばれなかった人への説明が楽
・『呼ぶ人は遺言通りに決めたので』と亡き人に甘えてしまうのもよい
詳しい内容を知りたい方はこちらから。
葬儀場を借りるなら家族葬をしたことがあるか確認しておく
家族葬の経験がない葬儀場だと、葬儀中にグダる可能性があります。
私たちは特に告別式のとき、どう進めたらいいか直前になってわからず、喪主と相談しながら進める場面もありました。
もともとやりたい葬儀の内容は固まっていたので、話しあいをしてうまくやりきることができましたが、葬儀場の方々も随分困っただろうなと思いますね。
完璧な家族葬にこだわるならば、葬儀場に家族葬を行った実績があるか問い合わせてみるとよいでしょう。
できるなら一般の葬儀と比べて何をしたいのか、何をしてほしくないのかを伝えられるようにしておくと、楽に段取りを組めるはずです。
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やりたい葬儀があるならぜひ家族葬を
多少の後悔はありつつも、私は家族葬でよかったと思っています。
家族葬じゃなければできなかった葬儀ができたからです。
「子どもと孫の家族全員で大宴会をしたい」
そんな亡き祖父の願いを叶えられたのは、やはり家族葬だったからだなと。
家族葬はよくもわるくも、葬儀の型がありません。
家族葬のやり方には正解はなく、その正解は自分たちで作るものです。
遺族同士でどんな葬儀にしたいか話しあって、亡くなる方ともどんな葬儀にするか話せたら、より後悔のない、やって良かったと思える葬儀になると思います。
そのために葬儀に呼ぶ人の線引きや、葬儀場で家族葬を行った実績があるかの確認をしてみてください。
良い葬儀ができることを祈っています。