以前とある方から、「もしかしたらHSPかもしれませんね」と言われたことがありました。
実際に調べてみると、どうやらHSPっぽい? と思うことが多かったので、チェックリストに取り組んでみます。
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使わせていただくチェックリスト
こちらのサイトのチェックリストを参考に、自分はどうであったかを確認してみます。
項目数は27項目・・・!
そのうち14項目以上に当てはまれば、HSPである確率が高いとのことです。
ひとつひとつ見ていこうと思います。
ちなみに27項目中、23項目当てはまっていました。
1.感覚に強い刺激を受けると容易に圧倒されてしまう
Yes。
強すぎる光、騒音、匂い、味。どれもダメです。
音と匂いに関しては好きな音楽や匂いであっても、強すぎるとすぐ頭痛がしてきてしまいます。
味が濃いのも苦手だし、不快感のあるものはなるべく触りたくはないです。
・・・これって普通なのでは? とも思いますが、そうではないのでしょうね。
あとはエアコンや扇風機など、人工の風があたるのが苦手ですかね。頭痛と吐き気を催してしまいます。
ほかには寒いのにめっぽう弱いぐらい。夏でも室内や車内の空調が効きすぎてると辛いので、ヒートテックを着てたりします。
2.自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
Yes、かな。
環境がどの環境を指しているのかにもよるのですが、ここでは人間関係とします。
なんとなく雰囲気が違うとか、そういうのをこれまでの対応と、いま起きている対応を比較しながら気付けることが多いのかなと思いますね。
3.他人の気分に左右される
Yes。これは本当に辛い。
感情が激しい人の近くにいると、すごく影響されてしまってストレスを受けてしまいます。
喜怒哀楽があってもプラスの感情が強く出る人だと、その人の怒りや悲しみはなんとなく綺麗な気がして、そこまで苦にならなかったりしますね。
これはただ単に人の好みの問題かもしれません。
4.痛みにとても敏感である
Yes。
小学生のころから痛みには敏感で、しょっちゅう泣いたりしてました。
そのたびに先生からは「男の子なんだからしっかりしなさい」
同級生の男女からは「男のくせに」「私なら絶対泣かないけど」
などと言われて過ごしてきましたね。あの目と声が、忘れられない。
5.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
Yes。
基本的に辛くなるほど1人になりたがる質で、そのせいで余計に孤立してしまうことがありました。
周りが気を遣って誘ってくれたりしても、どうしても1人になりたくて。
断った罪悪感で、ぎくしゃくしてしまった友人は少なくありませんでした。
特に1人暮らしを始めてからはより拍車がかかり、家から一歩も出ずに過ごすことはかなりありましたね。
1人以外の時間も楽しいのですが、その分1人の時間も設けないと心が休まらないのです。
6.カフェインに敏感に反応する
Yes。
21:00以降にコーヒー類を取ると、かなり寝るのが厳しくなります。
お腹を下すこともままあったり。
社畜時代は自販機のカフェオレ1杯で5時間の残業を乗り越えられていたので、そのときはコスパの良い身体に感謝したのを覚えています。
7.明るい光や、強い匂い、ざらざらした生地、サイレンの音などに圧倒されやすい
Yes。
これは1とほぼ同じかな?
1で書いていない、五感に関することを補足してみます。
光に関しては、ちらつく感じの光(海照り、スマホや鏡の反射)や蛍光灯が苦手です。
匂いは香水とかも好きですが、あんまり香りすぎると酔ってしまいます。
さりげなく香ることで有名なshiroの香水も、たまに香り酔いして頭が痛くなったりしますね。
手触りについては、ざらざらというか苦手な手触りは確かにあります。
シルクやポリエステルなどの手触りが好きなので、洋服はそんな感じのを集めることが多いです。
音はサイレンとか大きい音もそうですし、なによりイヤホンが少し苦手だったりします。
ウォークマンの音量は上げても3ぐらいが限界かな。音漏れするほどの音量で聞ける人、本当にすごい。
味に関しては、飲み物にも味があると怠くなったり、集中が切れたりするので水を飲みがち。
8.豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
Yes。
豊かな想像力かは置いておくにしても、気を抜くとすぐ空想を始めてしまいます。
魔法を使う、みたいな完全な空想よりも、たらればの過去や未来を考えがちです。
9.騒音に悩まされやすい
Yes。
1と7に合わせて補足です。
ただ大きい音はもちろん、時計の秒針や貧乏ゆすりなどにも悩むことは多々あります。
幹線道路や線路の近くに住んでいたときは、深夜の大型トラック・貨車の移動した音で目が覚めていました。
10.美術や音楽に深く心動かされる
Yes。
美術館は大好きです。1回行くだけで2,3時間は滞在してしまうので、よほど元気があるときにしか行きませんが。
音楽は自分なりにいいなと思うポイントがあれば、クラシックでもポップスでもロックでも。だいたい感動しちゃいます。
11.時々神経がすり切れたように感じ、1人になりたくなる
Yes。5と同じく。
生きるうえでは必ず人と接触しなければならないので、プライベートではほぼ1人で過ごしています。
なんというか、1人でいることでバランスが取れるような気がするのです。
12.とても良心的である
Yes。自分でいうのもですが。
よく「人を好意的に見過ぎだ」と言われたことがあるので、まぁそうなのかなぁと。
ひどい言葉を浴びせられても、その人の発言のバックボーンを考えたうえで、発言の価値判断を行うから。なのかも?
13.すぐにびっくりする(仰天する)
部分的にYes。
怖い映画とか、そういう演出を見ると身体ごとビクッとしてしまいます。恥ずかしい。
逆にビックリしている人がいると、かえって冷静になってしまうことはありますね。
14.短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
Yes。
ひとつひとつ片付けていくしかないのだけれど、状況そのものに圧倒されてしまって、落ち着いて行動できるまで時間がかかります。
放心状態というか。
「早くやらなくちゃ」ということばかりが頭を巡って、場当たり的に物事を行ってしまいます。
15.人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(例…電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
No。
不快そうなのは気付けても、どうしたら快適になれるのかは気付けないかも・・・。
少なくともそういった経験あまりないので、Noですかね。
16.一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
Yes。14と同じく。
混乱してミスしてしまうのが目に見えているので。
いまでは少しマシになりましたが、自己肯定感がどん底だった頃は頼まれたら断れなくて、余計にドツボにハマることもありました。
17.ミスをしたり物を忘れたりしないようにいつも気をつけている
Yes。
気をつけていても、ミスや物忘れをしないわけではない。
チェックリストを用意したとしたら、そのチェックリストを確認する作業を忘れる、なんて本末転倒のどうしようもないムーブをしてしまうことも…
18.暴力的な映画やテレビ番組を見ないようにしている
Yes。
見てしまうと数日から、よっぽどショックな映像だと数年単位でフラッシュバックして不安になったりするので。ちなみに現在進行形でトラウマを抱えている映像は3つほどあります。
見るとしてもなるべく1人では見ないようにしていますかね。
逆にいうとそれだけのめりこめるともいえるので、偶然見た映画が暴力的で、かつ好きだと思える映画だと何度でも楽しんだりもしています。
それはそれで得なのかなぁと。ちなみにそういう系で好きなのは、メイドインアビスです。
19.あまりにたくさんのことが自分の周りで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる
Yes。
たくさんのことが起こることで、
・周囲の乱れた感情が気になる
・声色などに圧倒される
・自分のやるべきことに集中できない
→焦るほど頭が真っ白になり、そこに周りの感情や騒音などが入り込む
以上のような負のループに入って、より不安な気持ちを増幅させてしまうことがままあります。
20.空腹になると、集中できないか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
No。空腹は割と耐えられる気がしています。
どちらかというと、睡眠・排泄・水分補給・呼吸がうまくいってないと気分が悪くなりがちです。
反対に「なんか気分が不安定だな」というときは、上記のどれかがうまくできてないことが多いので、意識的に取り組んだりはしてます。
21.生活に変化があると混乱する
Yes。
環境の変化に慣れるまでかなり時間がかかるので、出会いと別れの春は苦手な季節です。
臨機応変が難しい性格なのか、どうしてもこれまでに培った習慣を捨てるのが苦手っぽいのです。
22.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
うーん。どうなんだろう。
とりあえず『感覚に関して、何かしらのこだわりがある』と解釈すればYesかなぁ。
香りはスパイスのクローブとカルダモンが好きなので、その2種をメインにスパイスチャイを作ったりします。
味は自炊するとき、作りたい味に合わせて別の醤油や酢・塩などを使い分けることも。
音楽は不協和音のあったり、リズムやアレンジが多彩なものが好きだったりします。好きなアーティストはチャットモンチー。
23.同時に自分の中でたくさんのことが進行すると気分が悪くなる
Yes。14、16、19と似ているかな。
どれから手を付けたらいいか、漠然とした不安に駆られがちですね。
そういうときはいったん紙に起こして、優先順位をつけるようにしています。
紙に書くうちに自然と落ち着いて、順に着手できるようにはなります。
それすらできないほど忙しいときは、感情に振り回されて何もできなくなってしまいますね。
24.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
Yes。
仕事でもなるべく確認を取ったりしがちで、面倒がられてかえって動揺することも。
子どものころはゲームのセーブを、1回に何度もしないと不安だったときもありました。
25.大きな音や雑然とした状況など強い刺激に悩まされる
Yes。これまでの回答のとおりです。
26.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
Yes。
競争相手や観察者へ意識が向いてしまって、仕事に手がつかなくなってしまったことがありました。
どうしても人が絡むと、第三者からの目が気になって緊張してしまいがちですね。
27.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた
これはわからないです。どう思われていたんだろう。
親はのびのび育ててくれたと思うので、特に何も思われてなさそうな予感がしてます。
私が末っ子だったのもあり、子育てに余裕があったのかもしれません。
学校ではいじめられないように、無理してコミュニケーションを取っていた場面はあったので、教師的には内気には見えなかったのでは? と思います。
程度に差はあれどHSPっぽい
ひとつひとつの項目を掘り下げて見てみました。まぁHSPっぽいかなぁと。
みんなも同じような悩みを持っていると思っていたことが、意外とそうではない? と気付けたきっかけになりましたね。
むしろ普通は悩まないのかと不思議です。
自分で書きながら思ったのですが、たぶん程度の差はあれどHSP以外の人も、悩み単体であれば同じように悩むと思うんですよね。
騒音はそりゃ嫌だろうし、一気にタスクを振られたら嫌だろうし。
その『嫌』のぐあいが、HSPは極端なんだろうなと。
だから相手をよく選ばないと、「HSPなんて甘えだ、慣れれば誰でも克服できる、みんな同じだ」などと言われてしまいそうな気がしています。
カミングアウトして理解を求めるよりは、自分のなかで留めて、自分をうまくコントロールできないか? ということに苦心するほうが変に傷つくことはなさそうですね。